製作年/公開日
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2005年 / 2006年05月20日
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製 作 国
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アメリカ
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監 督
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ジョン・メイバリー
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上 映 時 間
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103分
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公開時コピー
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闇の先、君がいた
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最初に観たメディア
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キ ャ ス ト
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エイドリアン・ブロディ [as ジャック・スタークス]
キーラ・ナイトレイ [as ジャッキー・ブライス]
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クリス・クリストファーソン [as ベッカー医師]
ジェニファー・ジェイソン・リー [as ローレンソン医師]
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あ ら す じ
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1992年、湾岸戦争で重傷を負ったジャックは、その後遺症で記憶障害を抱えていた。ある日ヒッチハイクの旅に出た彼は、車の故障で立ち往生しているジーンとジャッキーの母娘に出会う。酔いつぶれた母親に代わり車を修理し、少女ジャッキーに自分の“認識票”をプレゼントするジャック。その後若い男の車に同乗させてもらった彼は、途中で事件に巻き込まれ、意識を失ってしまう。
目を覚ましたジャックは警官殺しの罪で逮捕されており、精神病院へと送られてしまう。彼はベッカー医師による矯正治療を受けることになり、拘束衣(=ジャケット)を着せられ狭い引き出し棚に閉じ込められてしまう。暗闇の中でジャックは意識を失い、意識を取り戻した彼はひとりの美しいウエイトレスと出会う。
彼女の部屋に招かれたジャックは、彼女の部屋にかつて少女にプレゼントした自分の認識票を見つけて愕然とする。そして、彼女に「今は何年なのか?」と尋ねるジャック。彼女から帰ってきた答えは「2007年」だった。彼は15年後 にタイムスリップおり、目の前にいる女性は成長したジャッキーだったのだ・・・・・。
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たぴおか的コメント
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ジャック役のエイドリアン・ブロディは、『戦場のピアニスト』以来のはまり役。また、相手方のキーラ・ナイトレイも、ただ綺麗なだけではなく、役柄になりきるだけの演技力がある女優であることを実証している。場面場面がジグソーパズルのピースのように埋まっていき、やがて全体像が明らかになっていくような脚本は見事。自らの運命を受け入れながらも、少女ジャッキーを救うために瀕死の状態で未来へと向かったジャックは、最後に彼女の幸せになった姿を見届けることが出来て、自らも幸せに幕を閉じることができたことだろう。もう一度劇場へ足を運んでみたくなる秀作だ。
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