評　　　　 価 　

　
　 　 　 　
File No. 0392 　
　 　 　 　
製作年 ／ 公開日 　 2006年 ／ 2006年09月30日 　
　 　 　 　
製　　作　　国 　 日　　本 　
　 　 　 　
監　　　　　 督 　 長澤　雅彦 　
　 　 　 　
上　映　時　間 　 117分 　
　 　 　 　
公開時コピー 　 特別なこの日なら
2人の関係を、きっと変えられる 		　

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最初に観たメディア 　
Theater Television Video
　
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キ　ャ　ス　ト 　 多部 　未華子 ［as 甲田貴子］
石田 卓也 ［as 西脇融］
郭 智博 ［as 戸田忍］
西原 亜希 ［as 遊佐美和子］
貫地谷 しほり ［as 後藤梨香］
松田 まどか ［as 梶谷千明］
柄本 佑 ［as 高見光一郎］
高部 あい ［as 内堀亮子］
加藤 ローサ ［as 榊杏奈］
池松 壮亮 ［as 榊順弥］
近野 成美 ［as さくら］
嶋田 久作 ［as 藤巻］
田山 涼成 ［as 校長先生］
南 果歩 ［as 貴子の母］ 		　
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あ　ら　す　じ 　 　1000人の生徒が一緒に、24時間夜を徹して80キロを歩く伝統行事「歩行祭」。今回で最後の歩行祭となる甲田貴子は、密かに自分の中である賭けを胸に参加した。それは、一度も話したことのないクラスメイト西脇融に話しかけるということ。普通の人には簡単なことだったが、それが貴子と融には出来ないかった。2人には親友にも言えない、特別な秘密があったのだ。 一方で友人たちは、妙に意識しあう貴子と融の関係を勘違いし、歩行祭の間に2人をくっつけようとする。
　今年で最後だから、特別な日だから、賭けにでるのは今日しかない。そして、最後の歩行祭が始まるのだった・・・・・。 		　
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たぴおか的コメント 　 　結構批判的な意見が多く見受けられるが、私は決して悪いとは思わなかった。80キロを歩く、茨城県の某高校に実在する歩行祭という特別な日に、主人公の2人と彼らを取り巻く親友たちの物語。下手に技巧を凝らした演出をするよりも、かえって素朴でありのままの高校生を感じられたのは良かった。前半は抑え気味に進行し、後半になって一気に盛り上がりを迎えるのが功を奏して、特にラスト近くで貴子が親友の美和子に涙ながらに礼を述べるシーンはグッとくるものがあった。また、主人公の2人を取り巻く脇役たちも、決して上滑りしているような印象を受けず、いかにも高校生らしいノリで2人を盛り上げる様子は、思わず自分も高校時代にトリップしたような錯覚を覚えた。