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File No.0396
】
製作年/公開日
2006年 / 2006年09月23日
製 作 国
日 本
監 督
矢崎 仁司
上 映 時 間
127分
公開時コピー
最悪な出来事を乗り越えられたあたしには、 なんだってできるような気がしたんだよ
最初に観たメディア
Theater
Television
Video
キ ャ ス ト
池脇 千鶴
[as 里子]
中越 典子
[as ちひろ]
中村 優子
[as 秋代]
岩瀬 塔子
[as 塔子]
加瀬 亮
[as 永井]
安藤 政信
[as 菊池]
趙 民和
[as リー]
奥村 公廷
[as 田所]
中原 ひとみ
[as 町子]
杉村 蝉之介
[as 森尾]
前田 綾花
[as ミチル]
宮下 ともみ
[as ユリ]
桂 亜沙美
[as サキエ]
伊藤 清美
[as 松下]
いしの ようこ
[as 女医]
矢島 健一
[as 編集長]
高橋 真唯
[as 近藤]
あ ら す じ
大失恋を乗り越えて新たな恋の訪れを待つフリーターの
里子
の仕事は、デリへル店「ヘブンスゲイト」の電話番。
ヘブンスゲイトNo.1の
秋代
は、お金を貯めて5階建て以上のマンションを購入し、ボケそうになったら飛び降り自殺するつもりでいる。そんな秋代は、一人の男を一途に想っていたが、それは決して叶うことがないと覚悟していた。
強く生きようとするがために過食と嘔吐を繰り返すイラストレーターの
塔子
は、口を開けば男と占いのことばかりのルームメイト
ちひろ
の能天気な態度にいらいらを募らせていた。そして、ちひろの恋人
永井
も、ちひろの結婚への執着にうんざりしていた。
境遇も生活も仕事もすべて異なる4人の女性たち、彼女たちはそれぞれ同じ東京で暮らし、それぞれの思いを抱きながら傷ついて、やがて大きな転機を迎える・・・・・。
たぴおか的コメント
4人の主人公たちがそれぞれ小さな闘いを積み重ねていく姿を描いた作品で、原作は魚喃キリコの同名コミックス(などと言っても、魚喃キリコという作家もその作品も、存在すら全く知らなかったのだが)。決して2時間余りの間退屈することはなかったが、かと言って特に心を動かされるようなこともなく、どこにでもあるようなエピソードの積み重ねにしか見えず、厚みのない浅薄な作品のように感じてしまった。そんな中、秋代を演じた中村優子と岩瀬塔子(本名か芸名かは知らないが、劇中でも同姓同名の岩瀬塔子だった)の存在感は光る。主人公の4人が、見えない糸に操られるかのようにおそらくはこの後出逢いを果たすのだろうと思われるが、その手前で終了してしまっているのが残念。