File No.0399
製作年/公開日 2006年 / 2006年10月14日 製  作  国 アメリカ
監      督 ブライアン・デ・パルマ 上 映 時 間 121分
公開時コピー  世界一有名な死体、世界一忌まわしい謎。
最初に観たメディア
 Theater  Television  Video
キ ャ ス ト
 ジョシュ・ハートネット [as バッキー・ブライカート]
 アーロン・エッカート [as リー・ブランチャード]
 スカーレット・ヨハンソン [as ケイ・レイク]
 ヒラリー・スワンク [as マデリン・リンスコット]
 ミア・カーシュナー [as エリザベス・ショート]
 マイク・スター [as ラス・ミラード]
 フィオナ・ショウ [as ラモーナ・リンスコット]
 レイチェル・マイナー [as マーサ・リンスコット]
 ビル・フィンレイ [as ジョージ・チルデン]
 ジェミマ・ルーパー [as ローナ]
あ ら す じ  かつてはプロボクサーとして鳴らした、ロス市警の警官バッキーリー。市警のPR試合で一戦を交えた2人は急速に接近し、仕事上でもバッキーは年長のリーに引き抜かれ、特捜課でコンビを組むことになる。リーには美しい恋人ケイがいたが、いつしか彼らは3人で行動を共にするようになる。
 そんなある日、身体を腰から切断され、口を耳まで切り裂かれた若い女の全裸死体が空き地で発見される。間もなく死体の身元は、映画女優を夢見ながら娼婦まがいの生活を送っていたエリザベス・ショートだと判明する。マスコミはエリザベスを"ブラック・ダリア"と称して大きく報道し、バッキーとリーの2人も事件の捜査に乗り出す。そして、リーはこの事件に異常な執着を抱き始め、ケイとの時間をも惜しむほど捜査にのめり込んでいくのだが・・・・・。
たぴおか的コメント  1940年代にロスで実際に起きた猟奇殺人を題材とした同名小説を映像化した作品。当時の雰囲気は充分に味わえる作りになっているのだが、死体が発見されてからのダラダラ感は残念。そして、謎を膨らませるだけ膨らませておいて、ラストで急転直下事件が解決するのには、正直言って拍子抜けした。そんな中で光っていたのが、殺されたエリザベス役を演じたミア・カーシュナーだ。ハリウッド女優を目指しながらに謎の死を遂げた薄幸の"ブラック・ダリア"がはまり役だと言える。しかし、悲しいかな彼女以外の配役は・・・・・特に、ヒラリー・スワンクは未だに『ミリオンダラー・ベイビー』のイメージが頭から離れず、他のどんな役を演じても違和感を覚えてしまう。