File No.0405
製作年/公開日 2006年 / 2006年10月28日 製  作  国 日  本
監      督 新城 毅彦 上 映 時 間 116分
公開時コピー  生涯ただ一度のキス ただ一度の恋
最初に観たメディア
 Theater  Television  Video
キ ャ ス ト
 玉木 宏 [as 瀬川誠人]
 宮崎 あおい [as 里中静流]
 黒木 メイサ [as 富山みゆき]
 小出 恵介 [as 関口恭平]
 上原 美佐 [as 井上早樹]
 青木 崇高 [as 白浜亮]
 大西 麻恵 [as 矢口由香]
あ ら す じ  大学入学式の日、誠人は幼い容姿の個性的な女の子静流と出会う。人と接することを苦手としていた誠人だったが、彼女とは自然に打ち解けることができた。静流も誠人といつも一緒にいたい気持ちから、誠人と同じくカメラを手にするようになる。そして、そんな2人は毎日のように立ち入り禁止の森へ写真撮影に出掛けていくのだった。けれども、誠人は実は入学以来ずっと同級生のみゆきに想いを寄せていた。
 ある日、弟が亡くなったことをきっかけに家出をした静流に、誠人は自分の家に来る持ちかけ、こうして奇妙な同居生活が始まる。いつも一緒にいるにもかかわらず、静流のことを女性として見ていない誠人。そんな誠人のために、静流は大人の女性になろうと決心する のだが、静流にとって大人の女性に成長するということは、ある重大な意味を持っていたのだった・・・・・。
たぴおか的コメント  『涙そうそう』『天使の卵』『虹の女神』『ただ、君を愛してる』・・・・・ここ最近に観たこれらの作品の共通点とは、いずれの作品も主人公またはその相手役が亡くなるということ。確かに物語の中心人物が亡くなることで、観ている者の気持ちにインパクトを与えることはできるだろう。だが、だからといって、これほど安直に死を扱っていいものだろうか?そんな疑問を抱いたために、実際の評価よりも星の数を減らすことになった。作品自体は、玉木宏が人と付き合うのが苦手な大学生にはまり役で、それ以上に大学生になっても子供のような静流を宮崎あおいが上手く演じている。また、みゆきを演じた黒木メイサが一種のスパイスの役割を果たしていて、作品自体を引き締めていたのも良かった。ただ、アメリカに渡ってからの静流の描写が、尺の関係からかお座なりだったように感じたのは残念。