評     価  

 
       
File No. 0407  
       
製作年 / 公開日   2006年 / 2006年11月03日  
       
製  作  国   日  本  
       
監      督   金子 修介  
       
上 映 時 間   140分  
       
公開時コピー   2冊のデスノート。
衝撃は増殖する。
 

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最初に観たメディア  

Theater

Television

Video
 
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キ ャ ス ト   藤原 竜也 [as 夜神月]
松山 ケンイチ [as L]
戸田 恵梨香 [as 弥海砂]
片瀬 那奈 [as 高田清美]
マギー [as 出目川裕志]
上原 さくら [as 西山冴子]
青山 草太 [as 松田刑事]
中村 育二 [as 宇生田刑事]
奥田 達士 [as 相沢啓二]
清水 伸 [as 模木刑事]
小松 みゆき [as 佐波刑事]
満島 ひかり [as 夜神粧裕]
五大 路子 [as 夜神幸子]
津川 雅彦 [as 佐伯警察庁長官]
藤村 俊二 [as ワタリ]
鹿賀 丈史 [as 夜神総一郎]
中村 獅童 [as リューク(声)]
池畑 慎之介 [as レム(声)]
 
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あ ら す じ    死神が地上に落とした“デスノート”を拾った夜神月は、「キラ」と名乗りノートを使って凶悪犯を粛清、自らの手で理想の世界を創りあげようと決意した。一方、一連の「キラ事件」を解明するためにICPOが送りこんできたもうひとりの天才、通称Lこと竜崎。神がかり的な推理力でキラの正体に迫ろうとするLに対し、月は自ら捜査に協力すると称して、Lへの接近を図る。
   そんな頃、新たな死神レムの持つデスノートが舞い降りる。それを手に入れたのは、キラを崇拝するアイドル弥海砂だった。そして、海砂はデスノートを使い、第2のキラと名乗って次々と凶悪犯の粛清を開始する。さらに、死神の目を持つ海砂は、ついにキラの正体が月であることを見抜き、月にコンタクトしてくるのだった。
 第1と第2のキラは手を結ぶが、海砂がテレビ局に送りつけたビデオから第2のキラが海砂であることが判明し、竜崎は海砂を拘束する。これに対し、月はある計略を考えつく。自ら竜崎の監視下に身を置きながら、海砂の持つデスノートを新たな持ち主へと渡すよう、死神のレムに依頼したのだ。新たな持ち主として選ばれた人間、それは、サクラテレビでアンカーの座を狙う高田清美だった。ノートを手にした清美は、早速犯罪者の大量粛清を開始するのだが・・・・・。
 
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たぴおか的コメント    今年6月に公開された『DEATH NOTE』の後編。前編はやはり導入編といったイメージが強かったのに対して、今回は月と竜崎の真剣勝負に焦点が置かれている。ただ、あまりに詰め込みすぎたせいか展開が早すぎて、理解するのに戸惑う観客もいたのではないだろうか。そうは言っても、今年公開された邦画の中ではダントツのヒット作となることは間違いなく、少なくとも『踊る大捜査線』などとは比較にならないほど格上の作品だと思う。藤原竜也という俳優はどちらかといえばあまり好きではないが、今回は今までにない熱演を見せてくれていて、対する竜崎を演じる松山ケンイチは、海砂の台詞にもある通り「キモチワルイ」(笑)。