評     価  

 
       
File No. 0409  
       
製作年 / 公開日   2006年 / 2006年11月03日  
       
製  作  国   日  本  
       
監      督   村上 正典  
       
上 映 時 間   108分  
       
公開時コピー   クリスマスには、告白しよう。  

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最初に観たメディア  

Theater

Television

Video
 
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キ ャ ス ト   大沢 たかお [as 奥田聡史]
中谷 美紀 [as 本田サユリ]
佐藤 隆太 [as 森山芳男]
上野 樹里 [as 神林メグミ]
阿部 力 [as 本田耕治]
沢村 一樹 [as 安藤譲]
川原 亜矢子 [as 安藤亜希子]
YOU [as 海原和子]
小日向 文世 [as 本田五郎]
平岡 祐太
 
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あ ら す じ    生まれ育った長崎で単調な毎日を送るOLサユリは、妄想の中でポルトガルのリスボンに暮らし、出会う男性に“自分だけの王子様ランキング”をつけて退屈な日常をやり過ごしている。そんな彼女にとっての唯一の自慢は、ミスター長崎大学にも選ばれた美男子の弟耕治だけだった。幼なじみの漫画オタク森山に「恋がしたい」と愚痴ってばかりの悶々とした日々の中で、小百合は長年にわたり王子様ランキング1位を独走中の憧れの先輩聡史に再会する。
 ある日、耕治が新しい恋人メグミを連れてくる。メグミは、今までの耕治の彼女歴とはかけ離れた、サユリにそっくりのさえない女性だった。聡史に対する恋のために無理な背伸びをする自分にメグミを重ね合わせ、サユリのイライラは募る。ところが、思いもかけず聡史からデートに誘われ、クリスマスを前にしてすっかり舞い上がる小百合だったが・・・・・。
 
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たぴおか的コメント    この作品、決定的に間違っているのは公開時期が1ヶ月早過ぎること。中谷美紀主演のラブコメで、最後はハッピー・エンドになることがわかっているのだが、それにしてもやはり物足りない気がした。サユリと聡史が再会してデートを重ね、その時点で既に相思相愛だなのにもかかわらず、サユリが一人で聡史と亜希子の関係を勘ぐって落ち込んでいただけという、平たく書けば実に他愛のないストーリーなのだ。クリスマスなのだから、悲しい恋いよりはハッピーな恋い・・・・・それはわかるが、だったらせめて公開を12月にしろよ!と声を大にして言いたくなる。ちなみに、メグミを演じていたのが上野樹里だったとは、エンドクレジットを観るまでは全く気がつかなかった。どんな役に扮しても可愛さを隠せない沢尻エリカと違って、上野樹里は見た目これといった特徴がないから、役柄によってはイメージがガラッと変わってしまうのだなぁ、と感心してしまった。