製作年/公開日
|
2005年 / 2006年11月11日
|
製 作 国
|
香 港
|
|
監 督
|
ピーター・チャン
|
上 映 時 間
|
109分
|
公開時コピー
|
その愛は、さよならから始まった・・・・・。
|
最初に観たメディア
|
|
キ ャ ス ト
|
金城 武 [as 林見東]
ジョウ・シュン [as 孫納]
ジャッキー・チュン [as 聶文]
チ・ジニ [as 天使]
|
あ ら す じ
|
雪の降る夜、上海の街を走るバスの中で天使はつぶやいた。「人はみな人生の主役。他人の人生なのに主役と錯覚する人がいるが、大抵は脇役かワンカット出演しかできない。カットされることもある。私はカットされたシーンを戻すためにここに来た」。街では、映画の撮影が始まろうとしていた。香港から来た俳優林見東は、主演女優孫納とかつて愛し合っていたが、女優としての野心から孫納は見東の前から姿を消した。見東は孫納への思いが断ち切れず、この映画に出演したのだった。
孫納は、映画の中での主人公さながらに、見東のことを全く覚えていないように振る舞う。そんな孫納に戸惑いながらも、自分たちが愛し合っていた時のことを思い出させようと、見東は孫納をかつて2人で暮らした北京へと連れて行く・・・・・。
|
たぴおか的コメント
|
期待していなかった割には良かった。華やかなミュージカルに2人の過去を巧みにフィーチャーさせした作りには感心させられ、ジャッキー・チュンのずば抜けた歌唱力にはただただ感嘆するのみ。もともと歌手としてデビューしただけあって、金城武の歌も決して悪くはなかった。ただ、その華やかさはあくまで「香港映画にしては」という条件付きであって、本場ハリウッドと対比すると残念ながら粗末な出来といわざるを得ない。金城武の北京語はかなりの香港訛りらしく(当然私には全くわからないが)、香港から北京へ出てきた学生という設定であればそれは問題ないだろう。また、対するジョウ・シュンなのだが、時には永作博美に、また時には千秋にも見えて、一体本当の彼女の顔はどれなのか、印象に残らない気がする。
|