【File No.0419】

製作年／公開日 2005年 ／ 2006年11月03日 製　　作　　国 韓　　国 監　　　　　　督 パク・チンピョ 上　映　時　間 122分 公開時コピー 　こんな私でも幸せになれますか？ 最初に観たメディア 　Theater 　Television 　Video キ　ャ　ス　ト 　チョン・ドヨン ［as ウナ／オップン］ 　ファン・ジョンミン ［as ソクチュン］ 　ナ・ムニ ［as ソクチュンの母］ 　ソ・ジュヒ ［as ウナの友人］ 　ユン・ジェムン ［as ソクチュンの友人］ 　リュ・スンス ［as ソクチュンの友人］ 　ペク・ジョンハク ［as レポーター］ 　チョン・ユソク ［as ウナの前夫］ あ　ら　す　じ 　老いた母親と農村で暮らす36歳の独身男ソクチュンは、結婚相手がいないことが最大の悩みだった。そんな彼が可憐なウナに一目惚れして、猛烈なアプローチをする。過去の不幸な経験から男に不信感を抱くウナだったが、水商売で訳ありの自分を真っ直ぐに愛してくれるソクチュンに心を動かされ、やがて結婚を承諾する。 　2人の幸せな生活は、長くは続かなかった。ウナの前夫が、ウナの居場所をかぎつけて金をせびり始める。ソクチュンは大切な牛を売ってまで金をつくり、自分とウナの前に二度と現れないことを条件に、ウナの前夫に金を渡した。ところが、さらに悲劇は続く。ウナがHIVに感染していることが判明しソクチュンはショックを受けるが、ウナにはそのことを打ち明けられなかった。一方のウナは、前夫からよりを戻すことをしつこく迫られ、ソクチュンにこれ以上迷惑をかけることを恐れて、ソクチュンの前から姿を消してしまう・・・・・。 たぴおか的コメント 　本国では『私の頭の中の消しゴム』を超える大ヒット作だったらしいが、おそらく日本では『消しゴム』には及ばないだろう。主人公のウナに扮するチョン・ドヨンは可愛いのか可愛くないのか、若いのか若くないのか、つかみ所のないルックスをしていて、個人的にはソン・イェジンの方がはるかに好感が持てて好きだ。それに、もし本当にウナがソクチュンを信じていたのなら、前夫が何をしようと、ソクチュンにすべて打ち明けて2人で努力して克服すべく努力するべきなのに、あっさりとソクチュンの前から消えてしまうとは理解に苦しむ。ただ、この作品は実話に基づいていて、ウナとソクチュンのモデルとなった2人は、現在も発病せずに幸せに暮らしているとのことで、その点だけは救われた気がする。