評 価
File No.
0428
製作年 / 公開日
1976年 / 1976年10月16日
製 作 国
日 本
監 督
市川 崑
上 映 時 間
146分
公開時コピー
金田一さん事件です!
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最初に観たメディア
Theater
Television
Video
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キ ャ ス ト
石坂 浩二
[as 金田一耕助]
高峰 三枝子
[as 犬神松子]
三条 美紀
[as 犬神竹子]
草笛 光子
[as 犬神梅子]
あおい 輝彦
[as 犬神佐清/青沼静馬]
地井 武男
[as 犬神佐武]
川口 晶
[as 犬神小夜子]
川口 恒
[as 犬神佐智]
金田 龍之介
[as 犬神寅之助]
小林 昭二
[as 犬神幸吉]
島田 楊子
[as 野々宮珠世]
坂口 良子
[as はる]
小沢 栄太郎
[as 古館恭三弁護士]
加藤 武
[as 橘警察署長]
大滝 秀治
[as 大山神官]
寺田 稔
[as 猿蔵]
大関 優子
[as 青沼菊乃]
三木 のり平
[as 柏屋の主人・久平]
横溝 正史
[as 那須ホテルの主人]
角川 春樹
[as 渡辺刑事]
岸田 今日子
[as 琴の師匠]
三谷 昇
[as 藤崎鑑識課員]
辻 萬長
[as 井上刑事]
三国 連太郎
[as 犬神佐兵衛]
原 泉
[as 老婆お園]
沼田 カズ子
[as 柏屋の女房]
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あ ら す じ
信州の犬神製薬の創始者にして犬神財閥の当主
犬神佐兵衛
が亡くなった。佐兵衛には腹違いの3人の娘
松子
、
竹子
、
梅子
がおり、それぞれに
佐清
、
佐武
、
佐智
という息子がいた。さらに、犬神家の屋敷には佐兵衛の恩人の孫娘である
野々宮珠世
も住んでいた。そして、佐兵衛翁の遺言状を巡って起こるであろう事件の依頼を受けた
金田一耕助
は信州へ赴くが、彼の依頼人が殺害されてしまう。しかし、亡くなった依頼人の雇い主である
古館弁護士
から、改めて事件捜査の依頼を受ける。
佐兵衛翁の遺言状公開には親族全員が集まった時にとの条件が付されていたが、唯一欠けていた佐清が戦争から復員する。佐清は戦争で顔に傷を負ったために白いマスクを着けての登場となったが、竹子・梅子は彼が本物の佐清なのかを疑いつつも、いよいよ遺言状が公開されることとなった。
全員が固唾をのんで見守る中公開された遺言状には、「佐清、佐武、佐智のいずれかとの結婚を条件に、犬神家の全財産を珠世に譲渡する」と記されていた。この予想だにしない事態に、一族の間で血で血を洗う惨劇が繰り広げられていく。そして、事件の調査を開始した金田一耕助は、次第に犬神家の血の系譜の裏にある大きな謎を解き明かしていくのだが・・・・・。
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たぴおか的コメント
角川映画の記念すべき第1回作品。当時、横溝正史の小説を片っ端から乱読していて、劇場へも観に行ったのだが、さすがにそれから30年経過したためにリメイク作が公開されたのをきっかけに再度DVDで観てみた。内容は、台詞までもがほとんど変えられずにリメイクされていることを改めて感じた。ただ、やはり画面全体の印象が旧作は暗く重苦しい雰囲気で、原作のイメージにマッチしている気がした。リメイク作では那須ホテルの主人を三谷幸喜が演じていたが、旧作ではなんと原作者である横溝正史本人が演じていたこと、また、渡辺という刑事を演じていたのが角川春樹だったことを初めて知った。それにしても、旧作の出演者で現在は亡くなっている方が多く、時の流れを痛感させられた。