評 価
File No.
0442
製作年 / 公開日
2006年 / 2007年01月13日
製 作 国
日 本
監 督
鶴橋 康夫
上 映 時 間
125分
公開時コピー
もう、だれにもさわらせない
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最初に観たメディア
Theater
Television
Video
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キ ャ ス ト
豊川 悦司
[as 村尾菊治]
寺島 しのぶ
[as 入江冬香]
長谷川 京子
[as 織部美雪]
仲村 トオル
[as 入江徹]
陣内 孝則
[as 北岡弁護士]
浅田 美代子
[as 魚住祥子]
佐々木 蔵之介
[as 稲葉喜重]
貫地谷 しほり
[as 村尾高子]
本田 博太郎
[as 久瀬裁判長]
余 貴美子
[as 菊池麻子]
富司 純子
[as 木村文江]
津川 雅彦
[as 中瀬宏]
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あ ら す じ
ベストセラー作家
村尾菊治
は、長年のスランプに悩まされていた。妻と別居して10年以上経ち、今は大学の講師で生計を立てていた。ある日、雑誌記者の
魚住
から京都に呼び出された菊治は、彼の小説のファンだという人妻
冬香
を紹介される。一目で恋に落ちた2人。以後菊治は、冬香と数時間の逢瀬のために京都へと通った。夫と子供を持つ従順な女である冬香は、最初はためらうが、菊治との逢瀬を楽しむようになる。そして、冬香が夫の仕事で京都から神奈川へ越してきてからは、2人は頻繁に逢瀬を重ねるようになる。
会うたびに妖艶になっていく冬香。そして菊治のマンションで花火大会を見た翌日の早朝、冬香がまた情事の途中で「殺して」と懇願する。彼女の願いを聞き入れた菊治は、彼女の首にかけた両手に力を入れる。我に返った菊治は冬香に声をかけるが、彼女がそれに応えることは二度となかった・・・・・。
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たぴおか的コメント
渡辺淳一の同名ベストセラー小説を映画化した官能ラブ・ストーリーということらしいのだが・・・・・申し訳ないが、「官能的」でもなければ「ラブ・ストーリー」というにはあまりにお粗末な作品だとしか思えない。寺島しのぶは期待通りの演技を見せてくれているし、豊川悦司もいつもより演技に熱が入っていたように思えたのだが、残念ながらそれらを生かし切っていない。鶴橋監督はこれが長編映画デビュー作で元々はTVドラマ出身なのだが、そのためかどうしても映画ではなくテレビを観ているような気がしてならなかった。それから、余談になるが大きな疑問がひとつ。エンド・クレジットは見落としたのかもしれないが、この作品のオフィシャルサイトを見ても映画専門のサイトを見ても、菊治の妻を演じた高島礼子の名前がキャストに載っていないのはなぜ?