評 価
File No.
0449
製作年 / 公開日
2006年 / 2007年01月27日
製 作 国
日 本
監 督
小松 隆志
上 映 時 間
108分
公開時コピー
大丈夫。
気づかないうちに、守られてるから。
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最初に観たメディア
Theater
Television
Video
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キ ャ ス ト
北乃 きい
[as 中原佐和子]
勝地 涼
[as 大浦勉学]
平岡 祐太
[as 中原直]
さくら
[as 小林ヨシコ]
羽場 裕一
[as 中原弘]
石田 ゆり子
[as 中原由里子]
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あ ら す じ
中学3年になった
中原佐和子
は、教師である父
弘
、専業主婦の母
由里子
、兄の
直
の4人家族で、これといって深刻な問題はないが、お互いが何か“言いたいこと”を抱えたときは、必ず四人が顔を揃える毎朝の食卓の場で伝え合う、そんなささやかなルールを大切にしてきた家族だった。しかし、実は少しずつ歯車が狂い始めていた。そのきっかけは、3年前の父の自殺未遂だった。
成績はいつも学校で一番だった兄は大学進学を辞めて農業をやり、母は家を出て一人暮らしを始めある。それでも父と母は日々連絡を取り合っており、毎朝の食卓は健在。そんな危ういながらも淡々と続く家族の日常に、ある朝父弘は新たな波紋を投げかけた。「父さんは、今日で父さんを辞めようと思う」と。
一方、高校受験を控えて心を揺らす佐和子の前に現れた、快活な転校生の
大浦勉学
。彼の強引なペースに引きずられ、次第に絆を深めていく佐和子だったが・・・・・・。
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たぴおか的コメント
昨年の沢尻エリカに続き今年の最有望株女優だと言われる北乃きい主演の、どこにでもありそうな家族の出来事を描いた作品。パッと見可愛いんだか可愛くないんだかよくわからないが、物語が進むにつれて次第に魅力的に見えてくるということは、やはり彼女の演技のなせる業なのだろう。心に不安定さを抱えた思春期の少女を難なく演じ切っている。また、『某国のイージス』とはガラッと撃って変わった役柄で新たな一面を見せてくれた勝地涼の、その屈託のなさが佐和子と対照的で互いに引き立て合っていたように感じた。佐和子の母親を演じたのが石田ゆり子なのだが、彼女も中学生の子を持つ母親役を演じるような年齢になったのかと思うと、このままおばさんの仲間入りをして欲しくはないものだと切に感じた。