評     価  

 
       
File No. 0462  
       
製作年 / 公開日   2006年 / 2007年02月10日  
       
製  作  国   アメリカ / ド イ ツ / イギリス  
       
監      督   コリー・ユン  
       
上 映 時 間   86分  
       
公開時コピー   そのルックスで殺す  

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最初に観たメディア  

Theater

Television

Video
 
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キ ャ ス ト   デヴォン青木 [as かすみ]
ケイン・コスギ [as リュウ・ハヤブサ]
ホリー・ヴァランス [as クリスティー]
ジェイミー・プレスリー [as ティナ]
サラ・カーター [as ヘレナ]
アンターシャ・マルテ [as あやね]
エリック・ロバーツ [as ヴィクター・ドノヴァン]
コリン・チョウ [as ハヤテ]
 
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あ ら す じ    兄ハヤテを探すため北海道の忍者村を出て抜け忍として追われる王女かすみ、女子プロレスのチャンピオンのティナ、殺しと盗みのプロで警官を一瞬に蹴散らす格闘技の達人クリスティー。彼女らの元に世界最強を決める格闘大会"DOA"の招待状が届く。3人に加えて、かすみの後を追った忍者戦士のハヤブサやクリスティーの盗みのパートナーのマックス、主催者ドノヴァンが送り込んだヘレナ他、総勢16名が会場である東シナ海の孤島へと集結した。
 試合は開始され、かすみ達は順当に1回戦をクリアするが、かすみには前年のこの大会で消息を絶った兄を探すという目的があった。そして、それを手伝うためにドノヴァンの研究所に侵入したはずのハヤブサが戻って来ない。ハヤブサを探すために、いつしか互いの力を認め合うことで絆が生まれていたかすみ、クリスティー、ティナの3人も研究所に忍び込む。ところが、そこにはドノヴァンの罠が待ち受けていた。そして、囚われの身となったかすみ達3人とハヤブサは、ついにこの大会の恐るべき真の目的を知るのだった・・・・・。
 
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たぴおか的コメント    これほど面白い作品はここ最近お目にかかっていない、というくらい荒唐無稽にして痛快無比。疲れていたために睡魔に襲われるのではないかと危惧したが、始まった途端息をもつかせないアクションの連続で眠気などどこかへ吹っ飛んでしまい、終わった後はストレスも消え去り爽快感が残る、そんな娯楽作だ。主人公のかすみ・クリスティー・ティナの3人の女性がそれぞれ個性的で、彼女らが準決勝に残るというストーリーは想像がつく。もうひとり準決勝に残ったのが、唯一の男性であるケイン扮するハヤブサなのだが、さすがに彼のアクションは見応えがあり、ついついスクリーンに見入ってしまう。終わって気が付いたのだが、格闘シーンがあれほど盛り込まれているにもかかわらず、相手を殺すことがない。従って流血シーンも皆無だ。あの爽快感は、残酷なシーンを徹底して排除したことが大きな理由のひとつであることは間違いないだろう。こういう作品ばかりでも困るのだが、時にはこういった何も考えずに楽しめる作品も必要だ。