評 価
File No.
0467
製作年 / 公開日
2007年 / 2007年02月17日
製 作 国
日 本
監 督
坂牧 良太
上 映 時 間
90分
公開時コピー
好きになった男は、官能小説家だった・・・
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最初に観たメディア
Theater
Television
Video
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キ ャ ス ト
大久保 麻梨子
[as 藤森彩]
北条 隆博
[as 椎野太一]
浜田 翔子
名波 はるか
谷口 賢志
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あ ら す じ
商社の経理に勤める
藤森彩
は、若さに似合わぬお堅い性格から"小局様"と陰口をたたかれていた。ある日、彼女は営業部の新人
椎野太一
を呼び出し、会社で禁じられている副業をしているのではないかと問い詰める。椎野は副業を素直に認め、その副業とは小説家だと言う。彩は「うまくやるように」と黙認するが、それは優しさではなく他人のことなどどうでもいいという気持ちからだった。しかし、その日の帰宅途中に綾は書店に寄り、椎野の小説が官能小説であることを知るのだった。
ただの出来の悪い社員だと思っていた椎野の存在が、彩の中で次第に大きくなっていく。かつて会社の同僚との不倫で心に痛手を負って以来、他人とは決して深く関わるまいという屈折した感情を抱えた彩だったが、彩を好きだという椎野のまっすぐな想いに、次第に心を開いていくのだった・・・・・。
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たぴおか的コメント
先日の『フィレーネ』に引き続き、またもや映倫の定めた年齢制限の規定に疑問。この作品はPG-12指定なのだが、これは「12歳未満の鑑賞はなるべく保護者が同伴する」というもの。保護者が同伴することで、一体何がどう制限できるのか?小学生に不適切な描写があった時に、保護者が子供に見せないように目隠しでもしろということなのか?いや、それ以前に「なるべく保護者が同伴」の「なるべく」とはどういう事だ?裏を返せば「保護者が同伴しようがしまいが構わない」ということだが、そんな制限は全く意味がないではないか。まぁ、この作品に限って言うならば、小学生が観ても面白くないだろうし(成人が観ても面白いとは言えない)、敢えてこの作品を劇場へ観に来る小学生がいるとも思えないが。それに、小学生が観て問題があると思われるような描写もほとんどなく、「官能的」な内容というよりむしろプラトニックな内容で、いかにも少女コミックに描かれそうな世界だ。この作品のコピーには「日本エロス界が放つ、極上の愛欲巨編」などとあるが、誇大広告にもほどがある。