評     価  

 
       
File No. 0468  
       
製作年 / 公開日   2006年 / 2007年02月17日  
       
製  作  国   アメリカ  
       
監      督   ビル・コンドン  
       
上 映 時 間   130分  
       
公開時コピー   夢は永遠に生き続ける  

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最初に観たメディア  

Theater

Television

Video
 
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キ ャ ス ト   ジェイミー・フォックス [as カーティス・テイラーJr.]
ビヨンセ・ノウルズ [as ディーナ・ジョーンズ]
エディ・マーフィ [as ジェームス・"サンダー"・アーリー]
ジェニファー・ハドソン [as エフィー・ホワイト]
アニカ・ノニ・ローズ [as ローレル・ロビンソン]
ダニー・グローヴァー [as マーティー・マディソン]
キース・ロビンソン [as C.C.ホワイト]
シャロン・リール [as ミシェル・モリス]
 
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あ ら す じ    1962年。アメリカの自動車産業の中心地、デトロイトで遥かな未来に夢を馳せる3人のハ黒人女性、エフィーローレル、そしてディーナ。"ドリーメッツ"というトリオを組む彼女らは、デトロイト・シアターの公開での新人オーディション・イベントに参加していた。
 その様子に舞台裏から熱い視線を送る男カーティス・テイラーJr.は、扱う商品を自動車からサウンドに持ち替える機会を虎視眈々と狙っており、ドリーメッツという原石と出会ったのだ。そして、デトロイト・シアターで抜群の人気を誇るジェームズ・"サンダー"・アーリーが探していたバック・コーラスとしてドリーメッツをデビューさせようとするのだった。
 エフィーはバック・コーラスではなくステージの中央に立ちたいと抗う。しかし、仲間の説得と夢にまで見た世界への誘惑には勝てなかった。そして、ジミーとドリーメッツの快進撃が始まる。ジミー&ドリーメッツのパワフルなステージングと楽曲は全米の注目を一気に集め、黒人アーティストがランクインすることのないポップスのヒットチャート入りをも果たした。そして、カーティスは残った車をすべて叩き売り、自らのレーベルを立ち上げるという勝負に出る。ついにドリーメッツの単独デビューが実現するのだが、カーティスが選んだリードヴォーカルはエフィではなくディーナだった・・・・・。
 
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たぴおか的コメント    キャスティングに全く魅力を感じなかったため(ジェイミー・フォックスもエディ・マーフィもあまり好きではない。唯一の救いはビヨンセだ)、劇場で観ようかどうか迷った作品。前評判通り、アカデミー助演女優賞最有力候補のジェニファー・ハドソンのあの他を圧倒する歌声は、あたかも雷鳴に打たれるような衝撃で観る・・・・・いや、聴く者に訴えかけてくる。歌手の声量にはある程度の体格が必要なのだ(スリムは駄目)と改めて感じた。もちろん、ビヨンセはルックスが美しく歌も素晴らしいが、ことパワフルさという点に限ってはさすがにジェニファーには及ばないようだ。また、『ナッティ・プロフェッサー』以来私の中では株価がどん底まで落ちたエディ・マーフィも、この作品ではその持ち味を生かして素晴らしい演技を披露してくれていて、少しだけ株価上昇。