評　　　　 価 　

　
　 　 　 　
File No. 0474 　
　 　 　 　
製作年 ／ 公開日 　 2005年 ／ 2007年02月03日 　
　 　 　 　
製　　作　　国 　 アメリカ　／　イギリス 　
　 　 　 　
監　　　　　 督 　 ハンス・カノーザ 　
　 　 　 　
上　映　時　間 　 84分 　
　 　 　 　
公開時コピー 　 男はズルいロマンチスト、女は罪なリアリスト 　

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最初に観たメディア 　

Theater

Television

Video
　
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キ　ャ　ス　ト 　 ヘレナ・ボナム=カーター
アーロン・エッカート
ノラ・ザヘットナー
エリック・アイデム 		　
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あ　ら　す　じ 　 　マンハッタンのクラシックなホテルのバンケット・ルームで行われているウェディング・パーティ。少し場違いな雰囲気で退屈そうにテーブルに着いている女性。席を多立ち、人気のないホールでタバコに火を点けた彼女。彼女にシャンパングラスを差し出す男性。2人の会話は他愛のないやりとりから始まった。
　他人のふりをして会話を楽しむ2人は、実は10年ぶりに再会したカップルだった。今はロンドンで再婚している彼女と、ニューヨークで弁護士として成功していた彼。彼女は、翌日の朝6時の便でロンドンへ帰らなければならなかった。パーティーが終わり、彼女は自分の客室へと向かう。そして、彼女と連れだって部屋へ一緒に向かう彼。夜明けまでの数時間、それが彼女と彼に残された時間だった・・・・・。 		　
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たぴおか的コメント 　 　スクリーンを左右に2分割した"デュアル・フレーム・ムービー"というのがこの作品のひとつの売りのようだが、残念ながらそれが完全に裏目に出てしまっているようだ。観る前は要所要所で2分割が使われているのかと思ったが、実は最初から最後まで全編がデュアル・フレームだった。確かに、写す角度が違うだけでなく、左が現在の2人で右が過去の2人、あるいは、左右に時間差を持たせるなど斬新さは認めるし、2人の心の微妙な揺れ動きが伝わってくると感じるシーンもあった。が、全編が2分割では観づらくて仕方ない。2人の会話に退屈することはなかったものの、この手の作品では『ビフォア・サンライズ（恋人たちの距離）』の方が遙かに上だ。