評     価  

 
       
File No. 0477  
       
製作年 / 公開日   2007年 / 2007年02月24日  
       
製  作  国   日  本  
       
監      督   中原 俊  
       
上 映 時 間   104分  
       
公開時コピー   二人の恋物語は「素敵な夜、ボクにください」という言葉から始まりました  

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最初に観たメディア  

Theater

Television

Video
 
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キ ャ ス ト   吹石 一恵 [as 木村いづみ]
キム・スンウ [as イ・ジンイル/カン・スヒョン]
占部 房子 [as 山本裕子]
関 めぐみ [as 木村ひかり]
枝元 萌 [as 沢谷聡子]
飛坂 光輝 [as パク・ファンソク]
 
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あ ら す じ    韓国のカーリング選手ジンイルは、試合中に手堅く同点にしようという仲間のアドバイスを聞かず逆転を狙い、失敗して敗れてしまう。そして、その協調性のなさから監督は彼をレギュラーから外す。プライドの高い彼は、カーリングを捨てて日本に留学中の後輩ファンソクを訪ねる。
 一方日本では、いつも冴えない女優のいづみが、来日中の韓流スター、カン・スヒョンとソックリなジンイルをスヒョンと勘違いして一夜を共にしてしまう。そして、彼が残した青森行きの切符を、彼のメッセージと思い込んで故郷の青森に戻るのだった。そして、青森の町でジンイルに再会したいづみは、彼がスターのスヒョンでないことを知り激怒する。韓流スターの恋人という勲章をもって女優としてのし上がろうとした当てがはずれたからだ。
 そんないづみに、ジンイルの後輩ファンソクは、ジンイルがカーリングの代表だったこと、その彼の指導を受けてオリンピックを目指すことを持ちかける。これを受けたいづみは、妹のひかり、幼馴染みの裕子聡子を無理矢理引き込んで、カーリングの特訓を開始するのだった・・・・・。
 
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たぴおか的コメント    今まで劇場で何本も映画を観てきたが、公開2週目にして観客が他に誰もいない貸し切り状態というのは、この作品が初めてだ。おかげで、誰に気兼ねすることなく咳やクシャミのし放題だった(笑)。特に目新しい内容もなく、カーリングという多くの人にとって未知のスポーツを題材にしてはいるものの、カーリングでなければならないという必然性もなく、他のスポーツでも充分にストーリーは成り立ってしまう。おまけに、主人公のいづみがとんでもない自己中心で他人を思いやることを知らないワガママ女のため、主人公を応援したくなる気持ちも見事に失せてしまった。結局妹や幼なじみを無理矢理カーリングに引き込んでおいて、自分は好きな男について韓国へ行ってしまって、後に残された3人は一体どうなるのだ?ただ、カーリングのルールが非常にわかりやすく説明されているので、今までは漠然としか知らなかったカーリングが理解できたことは数少ない収穫だろう。