【File No.0481】
製作年/公開日 20006年 / 2007年03月17日 製  作  国 アメリカ
監      督 トニー・スコット 上 映 時 間 127分
公開時コピー
 [デジャヴを、操れ
最初に観たメディア
 Theater  Television  Video
キ ャ ス ト
 デンゼル・ワシントン [as ダグ・カーリン]
 ポーラ・パットン [as クレア・クチヴァー]
 ヴァル・キルマー [as プライズワーラ]
 ジム・カヴィーゼル [as オースタッド]
あ ら す じ  2006年2月28日10時50分、海軍の水兵とその家族たちを乗せたフェリーが突如大爆発し、500名を越える犠牲者が出た。ATFの捜査官ダグ・カーリンは現場を捜査し、爆発がテロだった事を簡単に証明する。さらに爆発現場の近くで発見された女性の死体も、鋭い観察力で殺人によるものだと見抜いた。と同時に、ダグはその死体の女性クレア・クチヴァーに奇妙なデジャヴを感じるのだった。
 FBIはダグの的確な捜査能力に目を付け、彼に特別捜査班への協力を要請する。そして、政府が極秘に開発した映像装置"タイム・ウィンドウ"を見せられる。それは、過去の限られたエリア内であればどこでも自由に見ることができるという、驚くべき監視システムだった。しかし、映像をプレイバックしたり早送りにすることはできず、常に現在から4日と6時間前のリアルタイムが送られてくるものだった。そして、ダグの任務は事件に関係のある場所をその判断力で確実に監視することだった。
 クレアの死が事件に関係があると睨み彼女の自宅を監視していたダグは、クレアの映像にサーチライトの光を当てたところ、クレアが光に反応した。なぜ、映像がダグからの信号を受け取ることができるのか?彼はスタッフを問いつめ、それが単なる過去の映像ではなく、"タイム・ウィンドウ"によって過去と現在が偶然にリンクされていることを知らされるのだった・・・・・。
たぴおか的コメント  デジャヴとは既視感。誰もが、「あれ?このシーンは前に見たことがある気がする」と感じるような経験をしたことがあるだろう。だが、このタイトルに騙されてはいけない。内容はというと既視感とはほとんど関係なく、単なるありがちなタイムトラベルに落ち着いてしまっていて安易過ぎる。デンゼル・ワシントンは好きな俳優だし、ヒロインのクレアを演じたポーラ・パットンも魅力的な女性を演じている点はよしとしても、今までにない斬新な作品にしようという意気込みが結局的には裏目に出てしまい、残念な結果に終わっているように思える。