【File No.0486】
製作年/公開日 2006年 / 2007年03月24日 製  作  国 アメリカ
監      督 ナンシー・メイヤーズ 上 映 時 間 135分
公開時コピー  人生に一度だけ、誰にでも運命の休暇がある
最初に観たメディア
 Theater  Television  Video
キ ャ ス ト
 キャメロン・ディアス [as アマンダ]
 ケイト・ウィンスレット [as アイリス]
 ジュード・ロウ [as グラハム]
 ジャック・ブラック [as マイルズ]
 イーライ・ウォラック [as アーサー]
 エドワード・バーンズ [as イーサン]
 ルーファス・シーウェル [as ジャスパー]
あ ら す じ  ロンドンの新聞社に勤めるアイリスは、人生で最も惨めな瞬間を迎えていた。3年間も愛し続けてきた同僚のジャスパーが、目の前で他の女性と婚約発表をしたのだ。2人の関係はとっくに終わっていたが、彼のことが忘れられずにいたアイリス。ひとり寂しく郊外のコテージに帰り、哀れな自分を思うと涙が止まらなかった。
 ロサンゼルスで映画の予告編製作会社を経営するアマンダは同棲中の作曲家イーサンと、彼の浮気が原因とはいえ、イーサンを殴り倒したうえに家から追い出すという、酷い別れ方をしていた。そして、そんな恋人との別れにも涙すら流せないでいた。
 休暇を取って独りで旅に出たいと考えたアマンダは、パソコンで行き先を探していてある広告に目が留まった。それは、ロンドンのアイリスが出した貸しコテージの広告だった。早速アイリスに連絡をとったアマンダは、アイリスの提案した“ホーム・エクスチェンジ”を受け入れ、2人はお互いの家や車などのすべてを2週間の間交換することになった・・・・・。 
たぴおか的コメント  久しぶりに我を忘れてスクリーンに取り込まれてしまった。キャメロン・ディアス、ケイト・ウィンスレット、ジュード・ロウ、ジャック・ブラックの主人公4人が4人とも愛すべきキャラクターで、誰か一人を応援するのではなく4人全員がハッピーなればと願うような気持ちになったのも初めての経験だ。好き・嫌いは理屈ではなく、理屈抜きでこの作品は気に入ってしまった。そして、本当に好きになった作品に対しては、たとえ突っ込み所があったとしてもあら探しをするような気にはなれないものなのだ。確かに、言われてみればアマンダがアイリスの兄のグラハムと、アイリスがアマンダの友人のマイルズと、それぞれ恋に落ちるなどという都合のいい設定などあり得ないかもしれない。だが、現実ではあり得ないような体験をできるのが映画の醍醐味ではないのか?現実にありそうな話ばかりでは息が詰まるし何の面白味もあったもんじゃない。あり得ない設定、大いに結構。そんなわけで、今年最初の星10個を付けてみた。