製作年/公開日
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2006年 / 2007年04月14日
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製 作 国
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香 港
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監 督
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ウィルソン・イップ
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上 映 時 間
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94分
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公開時コピー
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この勝負、待ったなし!
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最初に観たメディア
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キ ャ ス ト
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ドニー・イェン [as ドラゴン・ウォン]
ニコラス・ツェー [as タイガー・ウォン]
ショーン・ユー [as ターボ・セック]
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ドン・ジェ [as マー・シャオリン]
ロー・シャオラン [as ローザ]
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あ ら す じ
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親と生き別れ、行き場を失った子どもたちが最後に流れ着く場所“龍虎門(ドラゴン・タイガー・ゲート)”。幼い頃兄ドラゴンと離ればなれになり龍虎門で育った正義感の強いタイガーは、ある日ふとしたきっかけから犯罪組織・江湖の一味を相手に大暴れをする。大勢の敵をものともしないタイガーだったが、彼のの前に立ちはだかった異彩を放つ男に圧倒されてしまう。
再びタイガーやその仲間が、再び江湖に襲われる。飲んだ酒に薬を入れられて身動きが取れないタイガー達に加勢したのが、ヌンチャク使いのターボ・セックだった。そして、なぜか前回タイガーを圧倒した敵の使い手もタイガー達を助けに入る。タイガーは、その男が残していったペンダントを見て、彼が実の兄ドラゴンであることを知るのだった。このことをタイガーから聞いた、かれの叔父である龍虎門のウォン師範は、ドラゴンを龍虎門へ連れ帰るようタイガーに命じるのだった。
犯罪から足を洗おうとしたことが巨大組織・羅刹門のボス・シブミの怒りに触れ、江湖のボスが羅刹門の殺し屋に殺され、助けに入ったドラゴンも刺されてしまう。一方、シブミは以前から目障りだった龍虎門を潰すため、自らウォン師範を倒したうえにドラゴンとターボにも瀕死の重傷を負わせてしまう・・・・・。
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たぴおか的コメント
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“かちこみ”とは、ヤクザ用語(?)で集団で敵対する組織の事務所へ殴り込みをかけることだが、もう少しまともな邦題を考えられなかったものだろうか。この邦題のおかげで、作品を観るまでは全く違う内容を想像してしまっていた。中身はジャッキー・チェンのモンキー・シリーズのように親しかった人間を殺された兄弟が仇を討つというもので、「かちこみ」とはほとんど無関係だ。それにしても、全編を通してのド派手なアクションの連続は凄まじいものがあり、こういう作品だけは日本はもちろんハリウッドでも足下にも及ばず、香港映画の独壇場と言っていい。もちろん、ジャッキー作品と違ってワイヤー・アクションもこれでもかと言わんばかりに使われてはいるが、俳優に相当な基礎体力の土台がなければ撮れない作品だ。
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