製作年/公開日
|
2007年 / 2007年04月21日
|
製 作 国
|
アメリカ
|
|
監 督
|
マーク・ローレンス
|
上 映 時 間
|
104分
|
公開時コピー
|
彼は、忘れられた80年代のポップスターだった
|
彼のメロディに彼女の詩(ことば)が出会うまでは
|
|
|
最初に観たメディア
|
|
キ ャ ス ト
|
ヒュー・グラント [as アレックス・フレッチャー]
ドリュー・バリモア [as ソフィー・フィッシャー]
ブラッド・ギャレット [as クリス・ライリー]
|
クリステン・ジョンストン [as ローンダ]
キャンベル・スコット [as スローアン・ケイツ]
ヘイリー・ベネット [as コーラ・コーマン]
|
|
あ ら す じ
|
一世を風靡した人気バンドPoPのアレックスも、今は落ちぶれて、遊園地や同窓会などで“往年のギャル”相手にこれもまた往年のヒット曲を披露するのが唯一の仕事だった。そんな、時代の流れに取り残されていた彼の元に、願ってもないチャンスが訪れる。若者に絶大な人気を誇るナンバーワン歌姫のコーラから、新曲をプロデュースして欲しいという依頼を受けたのだ。
ところが、彼は曲作りから長い年月遠ざかっていたうえに、作詞が大の苦手だった。そんな時、彼のアパートの観葉植物の世話に来ていたアルバイトのソフィーが口ずさんだフレーズが、アレックスの心を捉えた。作詞などしないと頑なに彼の申し出を拒絶するソフィーを強引に説き伏せ、二人三脚での曲作りが始まるのだった。
アレックスとソフィーが作った曲をコーラが気に入り、他の候補を押しのけて彼らの曲が採用される。ところが、コーラが歌った曲は、彼女によって勝手にアレンジされていて、2人が作った曲とは全く別物となってしまっていた。最低のアレンジであってもビジネスのために我慢すべきだと言うアレックスに対し、ソフィーは曲を台無しにしていることをコーラに正直に言うべきだと主張して譲らない。そして、そのことが原因で2人は決裂してしまうのだが・・・・・。
|
たぴおか的コメント
|
さすがにラブコメでダメ男を演じさせればナンバーワンという評価通り、ヒュー・グラントの演技は嫌みがなくて上手い。そして、この作品のためにピアノ、歌、それにあの妙に笑える腰振りダンスのために猛特訓をしたとのことだが、それを微塵も感じさせないのが素晴らしい。オープニングのビデオ・クリップに登場したヒュー・グラントの無理のある若作りにはさすがに目を覆いたくなったが(笑)。そして、ドリュー・バリモアという女優はともかくとして、彼女の演じるソフィーには非常に好感が持てる。この手のラブコメは、ストーリーもベタで読めてしまうがそれだけに下手に技巧を凝らした作品よりも素直に楽しめる。そして、コーラを演じたヘイリー・ベネットが異彩を放っていて、仏教を取り入れた奇妙なキャラクターには強烈なインパクトを受けた。
|