評     価  

 
       
File No. 0515  
       
製作年 / 公開日   2006年 / 2007年04月21日  
       
製  作  国   日  本  
       
監      督   吉田 恵輔  
       
上 映 時 間   104分  
       
公開時コピー   爽やかなのに残酷、抱腹絶倒なのに号泣。
一途なのに下心たっぷり・・・予測不能な、この素晴らしくない世界。
 

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最初に観たメディア  

Theater

Television

Video
 
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キ ャ ス ト   あべ こうじ [as 馬場元]
鈴木 美生 [as 望月望]
坂本 爽 [as 藤巻凜]
清浦 夏実 [as 多恵]
踊子 あり [as 棚橋美沙]
内藤 トモヤ [as 望月栄一郎]
 
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あ ら す じ    大学受験を控えた女子高生のの家庭教師をやることになった、フリーターの馬場。馬場には同棲している彼女がおり、しかも望みの父栄一郎からくれぐれも間違いを犯さないようにと念を押されていたにもかかわらず、望の可愛さに惹かれる自分を抑えることができなかった。馬場に対しては何の興味も示さず、ひたすら勉強に打ち込む望に対して、馬場は何かと彼女にちょっかいを出すのだった。
 次第に馬場にうち解けだした望は、やがて「彼女がいる人を好きになってはいけないのか?」、「自分はそんなに魅力がないのか?」などと、意味深長な言葉を口にするようになる。馬場はこれを自分のことを言っていると勝手に解釈してしまい、彼の片想いはますますエスカレートするばかり。そして、大学の合格発表当日、志望校に合格できずに落ち込んでいた望に対して、馬場はついに行動を起こしてしまうのだが・・・・・。
 
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たぴおか的コメント    なんだかあまりに現実離れした設定のために、最後まで作品に集中することができなかった。主人公の馬場は「こんな奴いるかよ!?」と思うほどのバカだし、望は高校3年生にしては幼すぎて、しかも、未だに父親と一緒に風呂に入っているとは・・・・・望も望だが、望の父親も馬場以上にロリコンの変態ではないか(笑)。この作品、尺は104分だが、前半は馬場の視点で描かれていて、後半は今度は同じ時間の流れが望の視点で描かれているため、実際の物語は1時間程度の内容しかない。個人的には、主人公の望よりも、彼女の友人の美沙の方に興味がいってしまった。