File No.0518
製作年/公開日 2007年 / 2007年05月19日 製  作  国 アメリカ
監      督 スティーヴン・ホプキンス 上 映 時 間 100分
公開時コピー  イナゴ少女、現る。
最初に観たメディア
 Theater  Television  Video
キ ャ ス ト
 ヒラリー・スワンク [as キャサリン・ウィンター]
 デヴィッド・モリッシー [as ダグ]
 イドリス・エルバ [as ベン]
 アンナソフィア・ロブ [as ローレン]
 スティーヴン・レイ [as コスティガン神父]
あ ら す じ  かつて牧師として布教活動を行っていた時、幼い娘と夫を殺されたキャサリンは、それ以来神を捨て、だ学教授として奇跡と呼ばれる現象を科学によって解き明かすことに力を注いできた。そして、科学で説明できない怪奇現象はひとつとして存在しなかった。
 ある日、そんな彼女のもとへ小さな田舎町ヘイブンからダグ・ブラックウェルが訪ねてくる。ヘイブンでは、一人の少年の死をきっかけに川の水が血のように真っ赤に染まり、それ以来不可解な出来事が起きているという。そして、ダグはそれらの出来事の解明をキャサリンに依頼するために訪れたのだった。
 キャサリンはパートナーのベンと共に、ヘイブンへ赴く。町では、すべての不可解な現象は、死んだ少年の妹である12歳の少女ローレンが招いたと信じていた。そして、彼女の家は悪魔信仰の拠点であると人々は言う。キャサリンにはどこか救いを求めている可哀想な少女にしか見えないローレンは、果たして悪魔の申し子だったのか・・・・・?
たぴおか的コメント  この作品、ジャンルはホラーに属するのだろうが、何が恐いかといえば主役のヒラリー・スワンクの顔が一番恐い(笑)。ちなみに、チラシの彼女は実物よりも遙かに綺麗に描かれている。そして、この作品のオフィシャルサイトが凝り過ぎで、ハエやイナゴやカエルがうるさくて邪魔なことこの上ない。普通この手のホラーの場合、主人公は思わず手を差し伸べて挙げたくなるようなか弱い女性であることが多いのだが、ヒラリーだと全くそんな気持ちになれない。それはともかく、町では数々の怪奇現象が起こるのだが、結局はそれらすべてが神または悪魔といった超科学的な存在の仕業で片付けてしまうのはあまりに安直過ぎるように思う。時間つぶしのつもりで期待など全くせずに観に行ったのに加えて、退屈するような内容ではなかったから良かったようなものの、一歩間違えば「金返せ」モードに陥りかねない、そんな紙一重の作品。