File No.0521
製作年/公開日 2007年 / 2007年05月12日 製  作  国 アメリカ
監      督 ジョー・カーナハン 上 映 時 間 108分
公開時コピー
 ターゲットは1人
 報酬100万ドル 殺るのは誰だ!?
最初に観たメディア
 Theater  Television  Video
キ ャ ス ト
 ベン・アフレック [as ジャック・デュプリー]
 アンディ・ガルシア [as スタンリー・ロック]
 アリシア・キーズ [as ジョージア・サイクス]
 レイ・リオッタ [as ドナルド・カラザーズ]
 ジェレミー・ピヴェン [as バディ・“エース”・イズラエル]
 ライアン・レイノルズ [as リチャード・メスナー]
 ピーター・バーグ [as “ピストル”・ピート・ディークス]
 タラジ・ヘンソン [as シャリス・ワッターズ]
あ ら す じ  マフィアたちの暗躍する裏社会に魅了されたラスベガスの人気マジシャンエースは、自らもマフィアの真似事を始めるが、それが元でベガスの裏社会に大混乱をもたらしてしまう。これに怒ったマフィアのボス・スパラッザは、エースの命に100万ドルの懸賞をかけ、謎の暗殺者を雇い入れる。
 ところが、その噂は瞬く間に広がり、世界中の名うての殺し屋たちがエースの命を狙い始める。一方のエースは、終身刑を逃れるためにFBIとの司法取引に応じようとしていた。エースの命をねらう殺し屋たちとマフィア、そしてエースを守ろうとするFBIがタホ湖のリゾートに一斉に集結するそして、それぞれの思惑を胸に、空前絶後の殺し合いの幕が切って下ろされるのだった・・・・・。
たぴおか的コメント  う〜ん・・・・・・これ、ブラックユーモアは感じられるものの、決してコメディではないでしょう。登場人物がやたらと多くて、テンポも早過ぎるため、一体誰がFBIで誰が殺し屋で誰がマフィアなのか、把握する前にストーリーはどんどん先へ進んでしまい、置いてきぼりを食ったような気分だった。事前にチラシを見てベン・アフレックの名前を見つけた時は、正直劇場で観るのをやめようと思ったが、意外に早々と死んでくれたために彼のモアイのようなのっぺり顔と対面する時間が短かった点は救いだ。死人の夥しさという意味では、前週に観た『ラブデス』に通じるものがあるが、敢えて両者を比較するならば、私は迷わず『ラブデス』に軍配を揚げたい。とにかく観た後はぐったり疲れてしまい、結局ここにアップするのが翌日送りとなってしまった。一度ならいいが、二度は観たくない、というか、二度観る体力も気力も失せてしまうような作品だった。