File No.0535
製作年/公開日 2007年 / 2007年06月16日 製  作  国 日  本
監      督 水田 伸生 上 映 時 間 120分
公開時コピー  京都は日本の宝どす。
最初に観たメディア
 Theater  Television  Video
キ ャ ス ト
 阿部 サダヲ [as 鬼塚公彦]
 堤 真一 [as 内藤貴一郎]
 柴咲 コウ [as 大沢富士子]
 小出 早織 [as 駒子]
 京野 ことみ [as 小梅]
 酒井 若菜 [as 豆福]
 キムラ 緑子 [as 良江]
 生瀬 勝久 [as 先崎部長]
 大倉 孝二 [as 大下]
 山田 孝之 [as 修学旅行生]
 北村 一輝 [as 医師]
 植木 等 [as 斉藤老人]
 真矢 みき [as こまつ]
 吉行 和子 [as さつき]
 伊東 四朗 [as 鈴木大海]
あ ら す じ  鬼塚公彦は鈴屋食品東京本社で働く平凡なサラリーマンだが、高校時代に修学旅行で訪れた京都で舞妓に会って以来、熱狂的な舞妓ファンだった。そんな公彦に、京都支社転勤という吉報がもたらされる。あっさりと同僚の彼女富士子を捨てて、意気揚々と京都入りする。しかし、直行したお茶屋では「一見さんお断り」の壁に阻まれてしまう。
 ところが、鈴屋食品の社長鈴木大海がお茶屋の常連であること知った公彦は、社長の「仕事で結果を出せばお茶屋に連れて行く」という言葉を受け、人が変わったように死にものぐるいで仕事に取り組む。そして遂に念願のお茶屋デビューを果たすのだが、せっかくの席を酔って乱入した年俸8億のプロ野球選手内藤貴一朗に台無しにされてしまう。こうして、内藤貴一朗を見返すためにことごとく彼に対抗する、公彦のバカバカしくも壮絶な戦いが始まるのだった・・・・・。
たぴおか的コメント  宮藤官九郎が脚本を書き下ろした、阿部サダヲの映画初主演となる作品。植木等が特別出演しているが、これが遺作となってしまったのは残念なことだ。内容はストーリーなど二の次といったドタバタ・コメディだが、下手に人情話を挿入したために、笑うに笑えず、真面目に感動するわけにもいいかず、非常に中途半端な作品になってしまっている気がする。どうせやるなら徹底してバカバカしく、どんな手を使ってでも笑いを取る、という姿勢を全面に押し出した方が作品の性格もスッキリすると思うのだが。