評　　　　 価 　

　
　 　 　 　
File No. 0538 　
　 　 　 　
製作年 ／ 公開日 　 2006年 ／ 2007年06月09日 　
　 　 　 　
製　　作　　国 　 アメリカ 　
　 　 　 　
監　　　　　 督 　 メル・ギブソン 　
　 　 　 　
上　映　時　間 　 138分 　
　 　 　 　
公開時コピー 　 マヤ文明、崩壊前夜。
我々は驚異の世界の目撃者となる！ 		　

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最初に観たメディア 　
Theater Television Video
　
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キ　ャ　ス　ト 　 ルディ・ヤングブラッド ［as ジャガー・パウ］
ダリア・エルナンデス ［as セブン］
ジョナサン・ブリューワー ［as ブランテッド］
ラオール・トゥルヒージョ ［as ゼロ・ウルフ］
モリス・バードイエローヘッド ［as フリント・スカイ］
カルロス・エミリオ・ベーズ ［as タートルズ・ラン］
アミルカー・ラミレス ［as カール・ノーズ］
イスラエル・コントレラス ［as スモーク・フロッグ］
イスラエル・リオス ［as ココア・リーフ］
マリア・イザベル・ディアス・ラゴ ［as 義母］ 		　
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あ　ら　す　じ 　 　ジャガー・パウは中央アメリカのジャングルで生きる部族の長フリント・スカイの息子だった。妻のセブンと一人息子と暮らしており、まもなく誕生する2人目の子供が妻のお腹に息づいていた。そんな幸せが、マヤ帝国の傭兵たちによって引き裂かれる。妻子を涸れ井戸に隠して仲間たちと共に戦うが捕らえられてしまい、父を目の前で殺された上に他の仲間たちと一緒にジャングルから捕虜として連れ去られてしまう。
　ジャガーたちは街にたどり着くと、女性たちは奴隷として売買されてしまう。しかし男たちには、干ばつを鎮めるために生け贄として首を刎ねられるという、さらに過酷な運命が待ち受けていた。同じ村の若者がまず犠牲になり、いよいよジャガーの番となるが、皆既日食が起こったために神の怒りだと信じる人々によって儀式は中止となる。しかし、生き残ったジャガーたちは、傭兵たちによる人間狩りの標的にされる。次々と仲間は殺され、ジャガーも背後から射られた矢を脇腹に受けるが、瀕死の親友ブランテッドに助けられ、ジャングルの中へと逃げ込んだ。
　涸れ井戸に残した妻子を助けるために逃げるジャガーと、生かして帰すまいとジャガーを追うマヤ帝国の傭兵たち。果たして、ジャガーに生き延びる術はあるのだろうか・・・・・？ 		　
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たぴおか的コメント 　 　使われている言葉が英語でないのは辛く、字幕に頼りきりだった。しかも、登場人物の名前がほとんど登場せず、主人公の名前がジャガー・パウだとわかったのもラスト30分くらいでのことだった。主人公のジャガーを演じたルディ・ヤングブラッドは、ロナウジーニョをちょっとハンサムにしたようなネイティブ・アメリカンで、その妻セブンに扮するダリア・エルナンデスが思わず保護欲を誘うような健気な女性なのは、まさにぴったりのカップルだろう。
　前半はひたすら逃げるジャガーが、ラスト近くで自分の森までたどり着いたら、一転してあたかもランボーのような反撃を開始する。その、観る者に息をつく間も与えないたたみかけるような展開は見事だ。ただ、心臓のえぐり出しや、首だけ蒲田行進曲、ジャガーに人が喰われるシーン、頭を斧でカチ割られて血が噴出するシーンなど、観ていてこちらが痛くなるような描写が多く、R-15指定となったのも納得できる。