File No.0539
製作年/公開日 2007年 / 2007年06月29日 製  作  国 アメリカ
監      督 レン・ワイズマン 上 映 時 間 129分
公開時コピー  あの男、再起動。
最初に観たメディア
 Theater  Television  Video
キ ャ ス ト
 ブルース・ウィリス [as ジョン・マクレーン]
 ジャスティン・ロング [as マット・ファレル]
 ティモシー・オリファント [as トーマス・ガブリエル]
 クリフ・カーティス [as ボウマン]
 マギー・Q [as マイ・リン]
 シリル・ラファエリ [as ランド]
 メアリー・エリザベス・ウィンステッド [as ルーシー・マクレーン]
あ ら す じ  独立記念日前夜。FBI本部の監視システムに何者かがハッキングを行った。この事態を重く見たボウマン部長は、FBIのブラックリストに載っているハッカーたちの一斉操作を命じる。その頃、娘のルーシーに会うためにニュージャージーを訪れていたジョン・マクレーンは、州内に住むマット・ファレルというハッカーをワシントンDCのFBI本部へ連行するよう無線で指令を受けるのだった。
 マクレーンは渋々マットのアパートを訪ねるが、謎の一味に襲撃されてしまう。その一味とは、元FBIのトーマス・ガブリエル率いるテロ組織で、彼らのテロ計画も知らずに依頼されたプログラムを開発したハッカーたちを、口封じのために殺害していたのだ。マクレーンはこの危地を脱し、マットと共に車でワシントンDCへ向かう。ところが、ワシントンDCの街は、信号が機能していないために異常な渋滞に陥っていた。すでに、ガブリエルによるテロの口火が切って落とされていたのだ。
 ボウマンと対面しFBI本部を後にしたマクレーンとマットに、再びテロリストたちはヘリコプターで襲撃してくる。ヘリに車をぶつけるという離れ業を演じたマクレーンは、マットの協力を得て的の行動を予想し、この前代未聞のサイバー・テロを阻止するために単身戦いを挑むのだが・・・・・。
たぴおか的コメント  他のシリーズ物同様に2作目、3作目と回を重ねるごとにレベルダウンした感のあった『ダイ・ハード』だが、今回は12年ぶりの続編とあって、シリーズ最高とも言えるアクションの連続で楽しませてくれる。大きな見せ場が何カ所か用意されているが、圧巻なのは予告編でも何度も目にしたヘリに車をぶつけるシーンで、何度観ても飽きることがない。ストーリーがやや雑な気がしなくもないが、マクレーン夫人ホリーの代わりに娘ルーシーという魅力的な新キャラも登場して、より娯楽性の高い作品になっている。1作目を観た時の衝撃には及ばないながら、52歳になってもあれだけのアクションを披露してくれる、ブルース・ウィリスのオヤジパワーに経緯を表して星9個を付けてみた。それにしても、ブルース・ウィリスといいスタローンといい、まるで示し合わせたかのようにこの時期に過去のシリーズの続編を作るとは、やはりハリウッドは末期症状を呈しているのか?