File No.0555
製作年/公開日 2007年 / 2007年07月28日 製  作  国 アメリカ
監      督 ブラッド・バード 上 映 時 間 120分
公開時コピー
 料理が苦手なシェフ リングイニと、パリ一番のシェフになりたいネズミのレミー
 その出会いは“おいしい”奇跡の始まり・・・。  
最初に観たメディア
 Theater  Television  Video
キ ャ ス ト
(声の出演)
 パットン・オズワルト [as レミー]
 ブラッド・ギャレット [as グストー]
 ジャニーン・ガロファロー [as コレット]
 イアン・ホルム [as スキナー]
 ピーター・オトゥール [as イーゴ]
 ルー・ロマノ [as リングイニ]
あ ら す じ  ネズミのレミーは、天才シェフと謳われたグストーに憧れていた。そして、叶わぬ夢ではあるが、自分もフランス料理のシェフになることを夢見ていた。ある嵐の日にレミーは家族や仲間とはぐれてしまい、ひとりたどり着いたのはパリの街だった。
 ひとりぼっちで途方に暮れるレミーの前にグストーの幽霊が現れて、レミーをレストラン・グストーへと導く。パリでもトップクラスのレストランと賞賛された店も、辛口の評論家イーゴに叩かれた上に、名シェフのグストーを失ってしまい、かつての華やかさは影を潜めていた。
 そんなグストーの店でレミーの目についたのは、見習いシェフのリングイニだった。リングイニがせっかくのスープを台無しにしてしまっているのを見たレミーは、我慢できずにスープを手直しするのだが、それをリングイニに見つかってしまう。ところが、そのスープをレミーが作ったことを知らないスタッフがお客様に提供したところ、最高の味だと絶賛される。そこで、レミーに人間の言葉が通じることを知ったリングイニは、二人でパリ一番のシェフを目指さないかと、レミーに持ちかけるのだった・・・・・。
たぴおか的コメント  今回の主人公レミーは日本で言うドブネズミで、そんなレミーが一流レストランで料理というのはいかがなモノかと思ったのだが、そんなことを考えてしまうのは現実に縛られて逃れられないという悲しいオトナの習性なのかもしれない。それはさておき、相変わらずピクサーのアニメーションは見事で、特に街並の描写などは写真と見間違えてしまうほどだ。老若男女を問わずに安心して楽しめるストーリーはさすがディズニーで、笑いあり感動ありで押さえるべき所はしっかり押さえて作られている。原題の“RATATOUILLE(ラタトゥーユ)”とは、レミーがイーゴの挑戦を受けて作った料理の名前だ。、最初はてっきり悪役かと思っていた評論家のイーゴが、レミーの作った料理に感動して、レミーをシェフとして認める記事を書くという意外性が嬉しい。