製作年/公開日
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2006年 / 2007年07月28日
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製 作 国
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アメリカ
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監 督
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トッド・フィールド
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上 映 時 間
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137分
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公開時コピー
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心の中で、大人と子供が揺れている。 幸せ探しの物語。
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最初に観たメディア
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キ ャ ス ト
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ケイト・ウィンスレット [as サラ・ピアース]
ジェニファー・コネリー [as キャシー・アダムソン]
パトリック・ウィルソン [as ブラッド・アダムソン]
ジャッキー・アール・ヘイリー [as ロニー・マゴーヴィー]
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ノア・エメリッヒ [as ラリー・ヘッジス]
グレッグ・エデルマン [as リチャード・ピアース]
フィリス・サマーヴィル [as メイ・マゴーヴィー]
セイディー・ゴールドスタイン [as ルーシー・ピアース]
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あ ら す じ
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3歳になる娘のルーシーと、企業ブランディングの会社に勤務する夫リチャードと暮らすサラは、最近ボストン郊外の住宅街に家を買い引っ越してきた。彼女はルーシーを連れて「公園デビュー」するが、他の主婦たちにはとけ込めずにいた。そんな主婦たちの興味の的は、“プロム・キング”と呼ばれる若い父親だった。そして、噂の当人が息子を連れて現れると、主婦たちは新参者のサラに彼と話をするようにけしかけるのだった。
彼に話しかけたサラは、彼の名がブラッドで司法試験を目指して主夫をしていることを知る。主夫たちの俗物根性にあきれていたサラは、彼女らを驚かせるために、ブラッドにハグしてキスするように頼み、ブラッドはその通りに実行するが、このことがその後のサラとブラッドの人生を大きく変えることになるのを、2人は知る由もなかった・・・・・。。
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たぴおか的コメント
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下手をすると単なる昼ドラのような不倫で終わってしまいかねない作品を、幼児性犯罪者の釈放や過去のトラウマから逃れられない元警官を加え、奥行きを生み出している秀作。とにかく、主役のケイト・ウィンスレットが素晴らしく(もともと彼女目当てで観た作品だから、ある意味当然と言えば当然なのだが)、母親であり女性である自分の居場所を見つけられず不安定に揺れ動くサラを繊細に表現している。また、司法試験に合格できない自分に対し、妻キャシーが非の打ち所がない女性であることからくるコンプレックスに苦しむブラッドもいい。彼ら2人の恋路は果たして幸せへと向かうのか、それとも破滅へと向かっていくのか。ラストシーンは呆気なく感じるかもしれないが、たぴおか的には最も相応しい良いエンディングだと思う。
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