【File No.0559】

製作年／公開日 2006年 ／ 2007年08月04日 製　　作　　国 アメリカ 監　　　　　　督 リドリー・スコット 上　映　時　間 118分 公開時コピー 　運命の休暇をあなたに 。 　最高の恋とワインを添えて。 最初に観たメディア 　Theater 　Television 　Video キ　ャ　ス　ト 　ラッセル・クロウ ［as マックス・スキナー］ 　アルバート・フィニー ［as ヘンリー］ 　フレディ・ハイモア ［as 少年時代のマックス］ 　マリオン・コティヤール ［as ファニー・シュナル］ 　アビー・コーニッシュ ［as クリスティ・ロバーツ］ 　ディディエ・ブルドン ［as フランシス・デュフロ］ 　トム・ホランダー ［as チャーリー・ウィリス］ 　イザベル・カンディエ ［as リュディヴィーヌ・デュフロ］ あ　ら　す　じ 　ロンドンの金融界トップのトレーダー、マックス・スキナーは、贅沢な独身生活を送っていた。ある時彼の元に、10年も疎遠になっていた叔父ヘンリーの訃報が届く。南仏・プロヴァンスでワイン造りをするヘンリーに最も近い血縁者として遺産を相続することとなったマックスは、相続と売却の手続きを済ませたらロンドンへ戻るつもりで、プロヴァンスを訪れる。 　携帯を片手にレンタカーで走るマックスは、自転車の女性を轢きそうになるが気づかずに走り去ってしまう。その女性は地元のレストランのオーナーのファニー・シュナルで、マックスはヘンリーのシャトーで仕返しにきた彼女と最悪だが最高の、運命の再会を果たす。シャトーに滞在するマックスの心の中で、ファニーの存在は次第に大きくなっていく。そして、ついにファニーとのデートの約束を取り付けたマックスは、彼女と一夜を共にするが・・・・・。 たぴおか的コメント 　南フランスのプロヴァンスを舞台にゆったりと描かれた作品。田園風景をバックに描かれた映像は美しいが、今ひとつインパクトに欠ける。くどいようだが、ラッセル・クロウという役者はあまり好きではないし（「なら、ナゼ観た？」などという突っ込みはやめましょう（笑））、登場人物の描写も表層だけにとどまっているため、マックスとファニーが惹かれ合うのも説得力に欠ける気がする。ファニー役のマリオン・コティヤールといい、クリスティ役のアビー・コーニッシュといい、魅力的な女優が演じているのにもったいない・・・・・などというコメントは実に苦し紛れなのだが、それだけこれといった特徴のない作品だという証左だろう。決してつまらなくはない、しかし残念ながら平板な作品になってしまっている。