File No.0573
製作年/公開日 2007年 / 2007年09月01日 製  作  国 アメリカ
監      督 マイケル・レーマン 上 映 時 間 102分
公開時コピー
 恋愛、結婚、子育て
フルコースを終えた私に、極上のデザートが待っていた。
最初に観たメディア
 Theater  Television  Video
キ ャ ス ト
 ダイアン・キートン [as ダフネ]
 マンディ・ムーア [as ミリー]
 ガブリエル・マクト [as ジョニー]
 トム・エヴェレット・スコット [as ジェイソン]
 ローレン・グレアム [as マギー]
 パイパー・ペラーボ [as メイ]
 スティーブン・コリンズ [as ジョー]
あ ら す じ  ダフネはロサンジェルスでスウィーツショップを経営するパティシエで、マギーメイ、そしてミリーの3人の娘の母親だった。そんな彼女の心配事は、人生のパートナーを見つけたマギーやメイと違って、ミリーにだけはまともなボーイフレンドすらできないことだった。そして、ダフネは自分自身でミリーの相手を探すことを決意し、ミリーに内緒でWebサイトに花嫁募集の公告を出してしまう。
 ダフネは広告に応募してきた男性を面接したが、まともな男性はひとりもいない。諦めかかったダフネにギタリストのジョニーが話しかけてくる。彼は広告に応募したのではなかったが、ミリーの相手に自分はどうかと尋ねる。しかし、ダフネにやんわりと断られたジョニーは、こっそりとミリーのケータリング・ショップの連絡先のカードを手に入れて、ミリーと会ってちゃっかりデートにこぎ着ける。一方、ダフネの希望に添う好青年の>ジェイソンが現れた。すっかりジェイソンを気に入ったダフネは、ミリーの連絡先をジェイソンに渡し、偶然を装ってミリーに会うように指示するのだった。
 ミリーからダフネに、すてきな男性に出会ったと連絡が入る。ダフネはホッと胸をなで下ろしたのも束の間、実はミリーはジョニーとジェイソンの2人と付き合っていることを知り愕然とする。ところが、ひょんなことからジョニーの父ジョーと出会ったダフネは、あろうことがジョーに対して忘れていた胸のときめきが甦ってくるのだった・・・・・。
たぴおか的コメント  久しぶりに「面白い!」と手放しでコメントできる作品。内容からして無理もないこととはいえ、三連休の真ん中の日曜日の初回、シネスイッチ銀座に訪れた観客の7割程度が女性だった。ダイアン・キートンとマンディ・ムーアが演じる母娘がいずれもキュートで魅力的で、特にマンディ・ムーアは、アメリカではティーンのカリスマ的存在だというのも充分納得できる。場内から笑いが絶えないコメディなのだが、それでいてしっとりと魅せるところは確実に押さえてあり、決して単なるドタバタ劇に堕ちることがないのがいい。睡眠不足で臨んだ作品だったが、眠気も忘れてあっという間に終わった100分だった。そして今回改めて、上映中に寝てしまうのは決して睡眠不足だからではなく、作品が退屈だからだということを再認識させられた。ぴあの出口調査で1位にランクされたのも当然の結果だと言える秀作だ。