File No.0583
製作年/公開日 2007年 / 2007年09月29日 製  作  国 アメリカ
監      督 スコット・ヒックス 上 映 時 間 104分
公開時コピー  一生懸命もいいけど、ちょっとのさじ加減で 違う何かが見つかるかも。
最初に観たメディア
 Theater  Television  Video
キ ャ ス ト
 キャサリン・ゼタ=ジョーンズ [as ケイト・アームストロング]
 アーロン・エッカート [as ニック・パーマー]
 アビゲイル・ブレスリン [as ゾーイ]
 パトリシア・クラークソン [as ポーラ]
 ボブ・バラバン [as セラピスト]
あ ら す じ  ニューヨークでもトップクラスの高級レストラン“22ブリーカー”を支える女性シェフのケイトは、超一流の腕前と妥協のない仕事ぶりで知られていた。けれども、完璧主義が過ぎて独善的なところがあり、時には客と喧嘩してしまうこともあった。ある日、ケイトの姉とその娘ゾーイがケイトに会いに来る途中に事故に遭ってしまう。ケイトが病院に駆けつけた時には、たった一人の肉親である姉は亡くなっており、ケイトは遺された9歳のゾーイを引き取り一緒に暮らすことになる。
 ケイトはオーナーから1週間の休暇を言い渡されたものの、食事もろくに食べようとしないゾーイとどう接したらいいのかが分からず、開いてくれないゾーイに苦悩する。加えて、休みが明けて仕事場に戻ると、そこには彼女の知らないうちに陽気なイタリアンのシェフ、ニックが副料理長として新たに加わっており、彼女の聖域を自由奔放に侵し始めたために、ケイトの苛立ちはますます募るばかりだった・・・・・。
たぴおか的コメント  この手の作品は基本的に大外れすることは少なく、この作品も悪くはない出来だったと思う。久しぶりのキャサリン・ゼタ=ジョーンズは、さすがに歳のせいか少し太ったような気もするが、相変わらずの美しさだ。演技の方も、プライドが高いが努力家で仕事に対して真摯に取り組んできたケイトが、突如現れたニックに次第に惹かれていく心の変化を巧みに演じて見せてくれている。相手役のニックを演じるのは、以前に『カンバセーションズ』でお目にかかったアーロン・エッカート。陽気で自由な発想の持ち主であるニックをこれまた好演している。にもかかわらず、主役の2人よりも目が行ってしまったのが、あの『リトル・ミス・サンシャイン』のアビゲイル・ブレスリンだ。前作では眼鏡少女だったが、眼鏡を外した今回はその素顔の可愛さがハッキリ見て取れる。演じている役柄は、少なからず憎たらしいと思うシーンもあるけどね(笑)。