製作年/公開日
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2006年 / 2007年10月13日
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製 作 国
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アメリカ
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監 督
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ジョン・R・レオネッティ
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上 映 時 間
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92分
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公開時コピー
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切ないハッピーエンド、第二章始まる。
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最初に観たメディア
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キ ャ ス ト
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エリック・ライヴリー [as ニック・ラーソン]
エリカ・デュランス [as ジュリー・ミラー]
ダスティン・ミリガン [as トレバー・イーストマン]
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ジーナ・ホールデン [as アマンダ]
デヴィッド・ルイス [as デイヴ・ブリストル]
アンロヂュー・エアリー [as ロン・キャラハン]
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あ ら す じ
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26歳のニックは、親友のトレバーやその彼女と一緒に、恋人ジュリーの24歳の誕生日を祝っていた。しかし、ニックの携帯に上司のブリストルから連絡が入り、休日にもかかわらずすぐに出社しろという。ジュリーやトレバーの反対を押し切り、結局4人はジープに乗り込んで帰路につく。ところが、突然タイヤがパンクし、ジープが立ち往生しているところへ大型トレーラーが突っ込んだ。病院で意識を取り戻したニックは、母親からニック以外の3人は全員亡くなったことを知らされる。
事故から1年たっても、ニックはまだ事故のショックから立ち直れずにいた。そして、事故のあった日にジュリーがジープを運転するニックを撮影した写真を見ていた時、突如発作が起きる。激しい頭痛と周囲の現実が崩れていくような感覚を経て意識を取り戻したニックは、ジープを運転していた。なぜか事故の直前にタイムスリップしていたことを悟ったニックは、とっさの判断で事故を免れることができた。そして、再び意識を取り戻したニックのそばにはジュリーがいた。失ったはずのジュリーと再び生きて行ける喜びにうかれるニックには、その後幾度も過去へ戻り運命を変えることになろうとは知る由もなかった・・・・・。
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たぴおか的コメント
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カオス理論の“バタフライ効果”をモチーフにしたサスペンス作品の第2弾。主役のエリック・ライヴリーとエリカ・デュランスが美男・美女を絵に描いたようなカンペキなカップルだ。前作では、主人公のエヴァンが少年時代に経験したブラックアウト(一時的な記憶喪失)が非常に重要な役割を果たしていたのだが、今回は過去へ戻ることの理論的な裏付けは省略されている。そのため、前作を観ていないと今ひとつ過去へ立ち戻ることの意味が理解しづらいような気がする。また、結局過去に戻って運命を変えても現実は全く好転しない繰り返しという、前作と同じパターンを踏襲しているのはあまりに工夫がなさ過ぎるのではないか。“バタフライ・エフェクト”=“過去へ立ち戻ること”を知っていることが前提条件のようなストーリーの作り方には不満というか反感を覚えてしまう。やはり、「2作目は1作を上回れない」という定説を覆すのは非常に困難なことのようだ。
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