製作年/公開日
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2006年 / 2007年10月27日
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製 作 国
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イギリス
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監 督
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ロジャー・ミッシェル
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上 映 時 間
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95分
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公開時コピー
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男って、いくつになっても・・・。
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最初に観たメディア
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キ ャ ス ト
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ピーター・オトゥール [as モーリス]
レスリー・フィリップス [as イアン]
ジョディ・ウィッテカー [as ジェシー]
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ブロンソン・ウェッブ [as ジェシーの恋人]
リチャード・グリフィス [as ドナルド]
ヴァネッサ・レッドグレーヴ [as ヴァレリー]
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あ ら す じ
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若い頃は数々の浮き名を流したスターだったモーリスも、70歳を過ぎた今では回ってくる役は死人の役ばかり。彼は、その日も行きつけのカフェにいると、訪れた旧友のイアンから、姪の娘ジェシーが彼のアパートに訪れることになったと聞かされる。ところが、美味しい料理ができてベッドでベルを鳴らすとすぐに来てくれるような優しい娘を想像していたイアンの期待に反して、実際の彼女は飾り気もなく無愛想な女の子で、彼女にペースを乱されたイアンは極めて不快な状態に陥ってしまっていた。
イアンの代わりにジェシーの相手をすることとなったモーリスは、彼女と時間を共に過ごすにつれ、ジェシーが自分に元気を与えてくれていることに気づいていくのだった・・・・・。
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たぴおか的コメント
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老人の他愛ない会話から始まって、観たことを少々後悔させられそうになったが、実は軽妙で洒落たコメディ作品だった。コピーにもある通り、男って生き物は、いくつになっても若くて美しい女性には心をときめかせてしまうものなのだ。そして、それがなくなったら生きているとは言えないのだ。そんな孤独な老俳優をピーター・オトゥールが好演し、アカデミー賞主演男優賞にノミネートされている。とにかく彼の演じるモーリスが愛すべき老人で、ジェシーにちょっかいを出してははねつけられる、その掛け合いが滑稽であると同時に、同じ男性として彼の気持ちが痛いほどよくわかるのだ。モーリスを夢中にさせるジェシーを演じたジョディ・ウィッテカーは、以前に何かの作品で観たような気がして仕方なかったが、調べてみたらこれがスクリーンデビューとのこと。どうやら、『リトル・ミス・サンシャイン』や『幸せのレシピ』のアビゲイル・ブレスリンとイメージがダブっていたようだ。
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