製作年/公開日
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2007年 / 2007年11月10日
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製 作 国
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アメリカ
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監 督
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ポール・グリーングラス
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上 映 時 間
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115分
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公開時コピー
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最初に観たメディア
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キ ャ ス ト
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マット・デイモン [as ジェイソン・ボーン]
ジュリア・スタイルズ [as ニッキー・パーソンズ]
デヴィッド・ストラザーン [as ノア・ヴォーゼン]
スコット・グレン [as エズラ・クレイマー]
パディ・コンシダイン [as サイモン・ロス]
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エドガー・ラミレス [as パズ]
ジョーイ・アンサー [as デッシュ]
コリン・スティントン [as ニール・ダニエルズ]
アルバート・フィニー [as アルバート・ハーシュ]
ジョーン・アレン [as パメラ・ランディ]
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あ ら す じ
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CIAの“トレッドストーン計画”によって消された過去の記憶の断片を辿りながら、すべてを明らかにすべくジェイソン・ボーンは世界各地を巡っていた。その頃、英国の大手新聞ガーディアンの記者サイモン・ロスは、CIA内部の密告者から“トレッドストーン”をグレードアップさせた“ブラックブライアー”に関する情報を得る。ところが、この情報漏洩に気づいたCIAが、テロ極秘調査局長ノア・ヴォーゼンの指揮の下、情報源を探るためにロスの監視を開始する。一方、ロスの記事を読んだボーンもまたロンドンへ飛び、CIAの監視を逃れながらロスとの接触を試みる。
ところが、ボーンがロスとのコンタクトに成功したのも束の間、情報を聞き出す間もなくロスはCIAによって射殺されてしまう。しかし、ロスが持っていたメモから情報提供者がCIAマドリッド支局長ダニエルズであることを知り、ボーンは早速マドリッドを訪れる。ダニエルズは既にモロッコへ逃亡していたが、そこでボーンは今はCIAのマドリッド支局員であるニッキーと再会する。そして、彼女の協力を得てモロッコのタンジールでついにダニエルズを見つけ出す。ところがここでもまたCIAに先手を打たれ、ダニエルズは殺し屋デッシュによって爆死させられてしまう・・・・。
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たぴおか的コメント
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『アイデンティティー』『スプレマシー』に続く、3部作の完結編。完結編というと、とかく無理矢理こじつけになったり、帳尻あわせのため駆け足になったりするが、その点この作品は非常に巧くまとめられていて、115分という尺ももっと長くていいと感じるほどあっという間に終わってしまった。マット・デイモンのアクションが最大の見所であることは言うまでもないが、扇風機やスプレー缶など小道具の使い方も巧い。そして、ラストシーンも気に入っている点のひとつで、ボーンがウエストリバーに転落したニュースを聞いたニッキーがニヤリと笑うのが非常に印象的だった。久しぶりに後味が爽快なアクション大作を観た気がする、シリーズの中でも最高峰に位置する秀作だと思う。
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