製作年/公開日
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2007年 / 2007年11月17日
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製 作 国
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アメリカ
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監 督
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ニムロッド・アーントル
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上 映 時 間
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85分
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公開時コピー
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宿泊料、イノチ。
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最初に観たメディア
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キ ャ ス ト
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ケイト・ベッキンセイル [as エイミー・フォックス]
ルーク・ウィルソン [as デビッド・フォックス]
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フランク・ホエーリー [as メイソン]
イーサン・エンブリー [as 自動車修理工の男]
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あ ら す じ
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両親の結婚記念日を祝った帰り、エイミーは夫デビッドの運転する車の助手席で目を覚ました。そこはすれ違う車もない田舎道で、デビッドは高速が渋滞していたために迂回路を選んだと言う。しばらく走っていると車のエンジンにトラブルが起き、最寄りのガソリンスタンドで自動車修理工の男にエンジンをチェックしてもらう。ところが、再び走り出した車は、携帯も通じない場所で動かなくなってしまう。
2人は徒歩でスタンドへ引き返したが、男はもう帰ってしまっていた。電話を借りるためにすぐ近くの“パインウッド・モーテル”に立ち寄ると、奥から女性の悲鳴が聞こえてくる。姿を現した支配人のメイソンは、ホラー映画のビデオを観ていたらしい。そして、彼が言うには、周辺にはガソリンスタンドはなく、朝になって修理工の男がやってくるまで待つしかないらしい。エイミーとデビッドは、やむなくこのモーテルに1泊することになった。
部屋に入ると、デビッドはテレビの横にあったラベルのないビデオテープに気づき、何気なく再生してみる。すると、マスクを着けた男2人にとらえられた男女が惨殺されるシーンが映し出された。画面を注意深く観るうちに、エイミーとデビッドは、収録された殺人シーンの現場が自分たちがいる部屋であることに気づいた。そして、部屋のあちこちに隠しカメラが設置してあるのを発見し、次のビデオの主人公が自分たちであることを確信するのだった・・・・・。
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たぴおか的コメント
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観る前から疑問だったこの作品の最大の謎、それは「なぜケイト・ベッキンセイルほどの女優がこんな作品に出演したのか?」。観る前から明らかにB級サスペンスで、観てみたらやっぱりB級。珍しくCGが全く使われていないように見受けられ、登場人物もほんの数名とは、予算を切り詰めた涙ぐましい努力の跡が感じられる(笑)。これでケイト・ベッキンセイルが出演していなければ、おそらくは無料でも観なかっただろう。「ケイト扮するエイミーが死ぬことは絶対ないだろう」という根拠のない安心感と、ラストシーンが夜が明けてから訪れたことから、今ひとつ緊迫感に欠けるクライマックスとなった。まぁ、はなからストーリーなど二の次で、ただただ主演がケイト・ベッキンセイルであることだけで観たわけだから、こういう結果に終わることも仕方ないと言えば仕方ないのだが。
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