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評 価
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File No. |
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0624
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製作年 / 公開日
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2007年 / 2007年11月23日
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製 作 国
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アメリカ |
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監 督
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マイケル・ウィンターボトム |
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上 映 時 間
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108分
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公開時コピー |
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世界中があきらめても、彼女は愛する人を待ち続けた。
生まれてくる新しい命と共に・・・。
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最初に観たメディア |
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キ ャ ス ト |
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ダン・ファターマン [as ダニエル・パール]
アンジェリーナ・ジョリー [as マリアンヌ・パール]
アーチー・パンジャビ [as アスラ・ノマニ]
イルファン・カーン [as キャプテン]
ウィル・パットン[as ランダル・ベネット]
デニス・オヘア [as ジョン・バッシー]
アドナン・シディキ [as ドースト・アリアニ]
ゲイリー・ウィルメス [as スティーヴ・レヴァイン]
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あ ら す じ |
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ダニエル・パールはウォール・ストリート・ジャーナルの特派員、マリアンヌ・パールはフランスのラジオ局の記者という、共にジャーナリストの仕事に就くパール夫妻。2人は9.11の後アジア各地をまわり、パキスタンのカラチに滞在していた。2002年1月、ダニエルは妊娠5ヶ月のマリアンヌとディナーの約束をして、ある男に会いにでかけた。
ところが、約束の時間になってもダニエルは戻って来ない。不安に思ったマリアンヌはダニエルのパソコンを調べ、彼がアルカイダと関わりのある爆弾男の調査のために、ジラニ師に会いに行ったことを知る。そして、翌朝になっても帰らないダニエルを案じて、次々と捜査関係者がマリアンヌの元に集まってくる。そして、ついに拘束されたダニエルの写真がメールで送られてきて、ダニエルが誘拐されたことが確実となった・・・・・。
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たぴおか的コメント |
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いや〜、久しぶりに見事な金返せモード突入(笑)。そもそも、アンジェリーナ・ジョリーはどう考えてもミス・キャストだ。彼女には夫を待ち続ける健気な妻のような役柄は不似合いだ。そのうえ、役柄のためか知らないがあの異様な痩せ具合といったら、正直観るに耐えない。そして、主役の登場する時間がこれほど短い作品も珍しい。公式サイトには“今年最高に観る人の心を揺さぶる感動の云々”などとあるが、誇大広告も甚だしい。観る者を感動させるヒューマンドラマなどそっちのけの、極めて質の悪いドキュメンタリー作品でしかない。
「質の悪い」というのは、当時のパキスタンの社会情勢や事件の背景、パール氏という一新聞記者が誘拐され殺害された理由など、肉付けがまったくないために、実に薄っぺらな状況描写に終始しているためだ。唯一の収穫は、アーチー・パンジャビという清楚な女優にお初にお目にかかれたことくらいだ。こんな作品が制作されるようでは、ハリウッドの題材不足も予想蔵以上に深刻なのかもしれない。
ちなみに、この作品のプロデューサーにはブラッドピットが名を連ねていて、これはもう彼ら夫婦の自己満足のための作品だと言って過言ではないのではないか。また、エンドクレジットでは筆頭がアンジーではなくダン・ファターマンだったため、上のキャスト欄でもその順に従ってみた。
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