File No.0632
製作年/公開日 2005年 / 2005年11月05日 製  作  国 日  本
監      督 長石 多可男 上 映 時 間 73分
公開時コピー  初めて観る、これが真のライダー・アクション
最初に観たメディア
 Theater  Television  Video
キ ャ ス ト
 黄川田 将也 [as 本郷猛]
 高野 八誠 [as 一文字隼人/矢野克彦]
 小嶺 麗奈 [as 緑川あすか]
 ウエンツ瑛士 [as 三田村晴彦]
 小林 涼子 [as 原田美代子]
 板尾 創路 [as スパイダー]
 宮内 洋 [as 立花藤兵衛]
 風間 トオル [as 医師]
 石橋 蓮司 [as 大物代議士]
 本田 博太郎 [as 秘書官]
 佐田 真由美 [as ショッカー幹部]
 辺土名 一茶 [as ショッカー幹部]
 天本 英世 [as ショッカー幹部]
 仲程 仁美 [as めぐみ]
あ ら す じ  城南大学院生本郷猛は、悪の組織ショッカーに捕らえられ、彼らの改造人間の被験者としてバッタの能力を持った改造人間ホッパー(=仮面ライダー)へと変えられてしまう。そして、彼の元にたびたび取材で訪れていた雑誌記者緑川あすかの婚約者矢野克彦を殺す手伝いをさせられてしまう。現場で本郷を目撃したあすかは、彼を犯人と思い込み憎しみを抱くようになるのだった。
 一方、ショッカーは猛の裏切りに対し、矢野と瓜二つの男一文字隼人をホッパーの2号に改造し、本郷への刺客として送り込む。ところが、隼人もまた猛同様にあすかに惹かれて、ショッカーから裏切り者の烙印を押されてしまう。その頃、とある病院で病気を悲観して自暴自棄になる少年晴彦を励ます少女美代子は、自らも余命幾ばくもない病と闘っていた。そんな美代子に救いの手を差し伸べたのが、ショッカーから送り込まれたスパイダーだった。そして、美代子は晴彦共々ショッカーへと連れられ、改造人間として生まれ変わるのだった・・・・・。
たぴおか的コメント  仮面ライダー世代の私としては、最近の新しいライダーにはウンザリしていたのだが、この作品は悪くないと思う。正直ストーリーは二の次で、とにかくライダーのデザインがカッコいいし、サイクロン号も惚れ惚れするほどカッコいい。CG技術の著しい進歩のおかげでアクションに関しては旧テレビシリーズよりも迫力があって遙かに観応えがあるし、リアリティも備わっている。戦闘シーンにさり気なく1号・2号両ライダーの変身ポーズが組み込まれているのも嬉しい配慮だ。ただ、テレビシリーズでは本郷猛を藤岡弘、(←この「、」は読点ではなく、こっちが読点→)、一文字隼人を佐々木剛という、いずれもひじょーに濃いキャラクターだっただけに、今回の黄川田、高野の両ライダーはあまりにあっさりし過ぎて物足りなさを覚えたのも事実。そして、今は亡き天本英世の死神博士の映像がショッカー幹部として使われているのは懐かしい。やはり、ショッカーといえば死神博士と地獄大使は、私の世代のファンにとっては欠くことのできないキャラクターなのだ。