評 価
File No.
0664
製作年 / 公開日
2002年 / 2003年08月23日
製 作 国
イギリス / アメリカ / オランダ
監 督
ダニー・ボイル
上 映 時 間
114分
公開時コピー
わずかな未来は始まっている
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最初に観たメディア
Theater
Television
Video
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キ ャ ス ト
キリアン・マーフィ
[as ジム]
ナオミ・ハリス
[as セリーナ]
クリストファー・エクルストン
[as ヘンリー少佐]
ミーガン・バーンズ
[as ハンナ]
ブレンダン・グリーソン
[as フランク]
レオ・ビル
[as ジョーンズ]
リッチ・ハーネット
[as ミッチェル伍長]
スチュワート・マッカリー
[as ファレル軍曹]
ノア・ハントレー
[as マーク]
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あ ら す じ
ロンドンの霊長類研究所。怒りの抑制剤を開発するために、科学者たちは精神的な怒りを促進するウイルスに感染させたチンパンジーを実験に使用していた。ある日そこへ動物愛護活動家が侵入し、ウイルスに感染したチンパンジーを解放してしまう。その際、活動家の一人がチンパンジーに噛まれてると、その活動家は突如豹変して他の仲間に襲いかかった。この事件をきっかけに、ウイルスが外部に漏れてしまう。
事件の28日後。交通事故で昏睡状態だった自転車メッセンジャーの
ジム
は、市内の病院で意識を取り戻す。ところが、院内は荒廃状態で全く人の気配がなかった。外に出てみると、やはり一人として人がおらず、あたりは異様に静まりかえっていた。何が起きたのか、新聞を拾い上げてみると、そこには「全島避難」「伝染病」「死のウイルス」といった文字が読み取れた。そして、教会に入り誰かいないか呼びかけると、その声に反応したのは目を血走らせて彼に襲いかかってくる神父と、夥しい死体の山に紛れていた感染者たちだった。一匹のチンパンジーから広まったウイルスは、ジムが昏睡している間にイギリス全土を壊滅状態へと追い込んでいたのだった。
襲いかかってくる感染者の群れからジムを救ってくれたのは、
セリーナ
と
フランク
の2人だった。しかし、間もなく3人は感染者に襲われ、その際にフランクが負傷してしまうと、セリーナは迷わず彼を殺してしまう。ウイルスは血液を媒介して感染し、わずか数秒で感染者の精神を破壊して非感染者の肉を求める亡者と変えてしまうためのに、感染した者は間髪を入れずに殺す、これが生き延びるために必要なルールだったのだ・・・・・。
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たぴおか的コメント
随分前からレンタルビデオ店で気にはなっていたタイトルだったが、続編が公開とあって思い切って借りて観てみた。正直、基本的な設定はウィル・スミスの『アイ・アム・レジェンド』と同じで、ウイルスに感染した者が人間を襲うというものなのだが・・・・・それは前半の話で、後半は感染者の恐怖などそっちのけで人間同士の醜い争いが焦点になってしまう。状況を考えればくだらない内輪もめをしている場合ではないことは明白なのにもかかわらず、そこまで人間は・・・・・いや、男とは愚かな生き物なのだろうか?感染者も人間、愚かな軍の連中も人間。真に恐ろしいのは、精神を破壊され本能のみで殺戮に走る感染者ではなく、狂気に走った健常者だということなのだろうか・・・・・それは確かに真理ではあると思うが。