製作年/公開日
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2007年 / 2008年01月26日
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製 作 国
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アメリカ
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監 督
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ガボア・クスポ
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上 映 時 間
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95分
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公開時コピー
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この橋を渡れば、またきみに会える
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最初に観たメディア
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キ ャ ス ト
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ジョシュ・ハッチャーソン [as ジェス・アーロンズ]
アナソフィア・ロブ [as レスリー・バーク]
ズーイー・デシャネル [as エドマンズ先生]
ロバート・パトリック [as ジャック・アーロンズ]
ベイリー・マディソン [as メイベル・アーロンズ]
ケイト・バトラー [as メリー・アーロンズ]
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デヴォン・ウッド [as ブレンダ・アーロンズ]
エマ・フェントン [as エリー・アーロンズ]
グレイス・ブラニガン [as ジョイス・アーロンズ]
レイサム・ゲインズ [as ビル・バーク]
ジュディ・マッキントッシュ [as ジュディ・バーク]
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あ ら す じ
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田舎の貧しい家庭で育った少年ジェスは、家では女ばかりの子供の中で両親からは顧みられず、学校ではいじめられ、自分の居場所をどこにも見つけられずにいた。ある日、自信のあった短距離競走で、飛び入りの女子に負けてしまう。彼女は、裕福な芸術家バーク夫妻の一人娘レスリーで、ジェスの家の隣に引っ越してきたばかりだった。
レスリーは誰に対しても偏見を持たず、自由な発想をする少女で、次第にジェスは彼女に心を許すようになっていく。ある日ふたりは、古いロープにぶら下がって小川を越え、森の中にツリー・ハウスを見つける。レスリーに導かれ、ジェスは自由な発想を拡げることを知り、やがてふたりはそこに空想の王国を築き上げていく。そして、レスリーはその王国を「テラビシア」と名付ける。テラビシアは巨人やトンボの兵士が飛び交う美しい自然に囲まれた世界で、ふたりは困難を乗り越えて王と女王として君臨するのだった。
テラビシアでレスリーと共に体験した冒険は、ジェスを生き生きとした少年に変えていった。一方のレスリーも、今まで友達ができずに、ジェスが初めての仲のいい友達だと、彼女の両親も喜んでいた。しかし、そんな矢先にある悲劇が訪れるのだった・・・・・。
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たぴおか的コメント
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表情が実に豊かでちょっと悪戯っ子っぽい雰囲気のあるアナソフィア・ロブがとにかく可愛くて素晴らしく、彼女の魅力に引っ張られて前半はあっという間に過ぎてしまった。てっきりこの作品のオーディションでデビューかと思ったら、実は既にスクリーンで2度もお目にかかっていたことを知って不覚(笑)。『チャーリーとチョコレート工場』ではガムを噛む我が儘な少女、そして、『リーピング』のイナゴ少女も彼女だったとは驚いた。前者はまったく記憶に残っておらず、イナゴ少女は確かに可愛いとは思ったが笑顔が全くない役だったから(言い訳)。
このとことろファンタジー作品が増えてきているような気がするが、荒んだ世相を反映しているためだろうか。そんな数多のファンタジーの中で、いわゆる善と悪が戦うアドベンチャーものとは一線を画した作品。ただ、ラストだけは不満が残る。ジェスは妹メイベルをつれてテラビシアへ行くのだが、そこでレスリーと再会しなくていいのか?おそらくは、観客の多くが再会を期待しただろうに。確かに、いつまでも空想の世界にばかり浸っていてはいけないし、現実を生きなければならない。しかし、レスリーを忘れるのではなく、彼女と過ごした時間はしっかりと心に刻みつけて新たな一歩を踏み出すべきではないのか?その意味では、一言告げられなかったお別れをするためにも、レスリーとジェスの再会は必要だと思う。
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