評 価
File No.
0683
製作年 / 公開日
2007年 / 2008年02月16日
製 作 国
アメリカ
監 督
ザック・ヘルム
上 映 時 間
94分
公開時コピー
自分を信じなきゃ、ね。
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最初に観たメディア
Theater
Television
Video
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キ ャ ス ト
ダスティン・ホフマン
[as エドワード・マゴリアム]
ナタリー・ポートマン
[as モリー・マホーニー]
ジェイソン・ベイトマン
[as ヘンリー・ウェストン]
ザク・ミルズ
[as エリック・アップルバウム]
テッド・ルジック
マイク・リアルバ
スティーヴ・ホイットマイア
マルシア・ベネット
ダニエル・ゴードン
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あ ら す じ
マゴリアムおじさん
の不思議なおもちゃ屋は、創業113年を誇る店だった。店の中ではおもちゃたちがまるで命を吹き込まれたかのように動き回り、不思議な驚きに満ちていた。店は、かつて天才ピアニストと注目されながら、行き詰まりを感じて自分の殻を破れずにいた23歳の雇われ支配人
モリー
と、友達を作ることが苦手な少年
エリック
の手伝いで切り盛りされていた。
ある日、マゴリアムおじさんの店に、店の資産を洗い出すために会計士の
ヘンリー
が雇い入れられる。不思議に思ったモリーが問いつめると、マゴリアムおじさんは唐突に「自分はもうすぐ消える」と言い、しかもモリーに店を譲るというのだ。そしてそれ以来、マゴリアムおじさんの突然の引退に不満を感じたおもちゃたちが、店の中で暴れ出してしまう。モリーはマゴリアムおじさんに思いとどまらせようと手を尽くすのだったが・・・・・。
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たぴおか的コメント
この手のファンタジー作品ははずすことが少ないのだが、この作品はなんとも残念な出来だ。そもそも243歳のマゴリアムおじさんとは何者なのか?人間?それとも魔法使い?なぜ全くの健康体にもかかわらず、自分が次の日に死ぬことがわかるのか?今まで買いだめしていた靴が最後の一足になると死ぬのか?だったら、同じ靴を買うか誂えればいいのでは?雇われ支配人にすぎないモリーに、100年以上も続けてきた店を簡単に譲れるものなのか?意味不明な点が多すぎて、作品全体が雑然としてしまい、まとまりを欠いてしまっている。また、肝心のマゴリアムおじさんのおもちゃ屋も作品同様に雑然としていて、全然楽しそうに見えない。『クローサー』以来注目しているナタリー・ポートマンのおかげで意識を失うのだけは避けられたが、そうでなければ熟睡していたことだろう。