評     価  

 
       
File No. 0687  
       
製作年 / 公開日   2007年 / 2008年02月23日  
       
製  作  国   アメリカ / ド イ ツ  
       
監      督   ラホス・コルタイ  
       
上 映 時 間   117分  
       
公開時コピー   すべての女性の人生が、美しい一瞬を持っている。  

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最初に観たメディア  
Theater Television Video
 
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キ ャ ス ト   クレア・デインズ [as アン・グラント]
トニ・コレット [as ニナ・マルス]
ヴァネッサ・レッドグレーヴ [as アン・ロード]
パトリック・ウィルソン [as ハリス・アーデン]
ヒュー・ダンシー [as バディ・ウィッテンボーン]
ナターシャ・リチャードソン [as コンスタンス・ハヴァフォード]
メイミー・ガマー [as ライラ・ウィッテンボーン]
アイリーン・アトキンス [as 夜勤看護師]
メリル・ストリープ [as ライラ・ロス]
グレン・クローズ [as ウィッテンボーン夫人]
エボン・モス=バクラック [as リュック]
バリー・ボストウィック [as ウィッテンボーン氏]
デヴィッド・ファー [as ラルフ・ハヴァフォード]
サラ・クレメンツ [as リジー・タル]
シェリル・リン・バワーズ [as ピーチ・ハウズ]
 
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あ ら す じ    死の床にある老婦人アン・ロードを、枕元で見守る2人の娘コンスタンスニナ。混濁した意識の中でアンは、娘たちの知らないハリス・アーデンという男性の名前を何度も口にする。意識と無意識の狭間を漂うアンの記憶は、1950年代のある週末の出来事へと遡っていくのだった。
 歌手になる夢を持った24歳のアン・グラントは、親友ライラ・ウィッテンボーンの結婚式で花嫁の付き添いをつとめるために、ロードアイランドの海辺の町を訪れハリスと出会った。ハリスはウィッテンボーン家の使用人の息子で、ライラも子供の頃からずっとハリスに思いを寄せていたのだ。けれども、ハリスの気持ちが自分にないことを知り、ライラは別の相手との結婚に臨んだのだった。
 ハリスを知るにつれ、アンは急激にハリスに惹かれていったが、それはハリスも同様であった。しかし、アンに想いを寄せる男性はハリスだけではなく、ライラの弟バディ・ウィッテンボーンもまた、学生時代からアンに対する想いを抱き続けていた。けれども、バディの告白を受けたアンは、きっぱりとこれを断ったうえに、酔ってふざけたバディを激しくなじってしまう。そして、ハリスに手を取られて2人になれる場所へと向かうアンを追った挙げ句、バディは車にはねられて亡くなってしまう・・・・・。
 
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たぴおか的コメント    申し訳ないが、この作品は私にとってはダメ。理由は明白、主演のクレア・デインズに微塵も魅力を感じないためだ。いや、ハッキリ言えば、彼女から女性を全く感じないのだ。彼女を好きになるハリスやバディの神経を疑いたくなる(笑)。そもそも彼女を初めて観たのは『自由な女神たち』だが、当時18歳の彼女はまだ少女らしい可愛らしさが残っていたものの、年を経るにつれてだんだん中性化していき、今では女装したオカマにしか見えない(爆)。観ていてもうツライの何のって。
 救いなのは、アンの親友ライラ役のメイミー・ガマーが癒し系の美人だったこと。それと、やっぱりメリル・ストリープの存在感は別格で、ヴァネッサ・レッドグレーヴを完全に食ってしまっていた。ちなみに、若い頃のライラを演じたメイミー・ガマーと、老いたライラを演じたメリル・ストリープが本当に同一人物の若い頃と老いてからのようにソックリだと思ったら、2人は実の母娘と知って納得。