評     価  

 
       
File No. 0690  
       
製作年 / 公開日   2006年 / 2008年03月01日  
       
製  作  国   イギリス  
       
監      督   マーク・パランスキー  
       
上 映 時 間   101分  
       
公開時コピー   豚の鼻を持って
生まれてきた私は
夢見ていた
恋することを。
 

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最初に観たメディア  

Theater

Television

Video
 
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キ ャ ス ト   クリスティーナ・リッチ [as ペネロピ・]
ジェームズ・マカヴォイ [as マックス]
キャサリン・オハラ [as ジェシカ・ウィルハーン]
リチャード・E・グラント [as フランクリン・ウィルハーン]
ピーター・ディンクレイジ [as レモン]
サイモン・ウッズ [as エドワード・ヴァンダーマン]
リース・ウィザースプーン・ディンクレイジ [as アニー]
 
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あ ら す じ    裕福な名家ウィルハーン家には、5代前の当主に手を出された挙げ句に捨てられた使用人が身投げをしてしまったため、その母親が魔女となって一家に呪いをかけたという言い伝えがあった。その呪いとは、次に誕生する娘は豚の鼻と耳を持って生まれてくるというものだったが、幸い5代にわたってウィルハーン家には男ばかりだった。
 そんなウィルハーン家に初めて誕生した女の子、それがペネロピだった。母ジェシカは豚の鼻と耳を持つペネロピを世間から隠し、外へは一歩も出さずに自らが完璧な花嫁教育を授ける。そして、18歳になったペネロピは、名家の人間相手に次々と見合いをさせられる。彼女を真に愛する人間が現れれば、呪いは解けるはずだった。しかし、求婚者たちはペネロピの顔を見ると例外なく逃げ出してしまうのだった。
 ヴァルダーマン家のエドワードもそのひとりだったが、口止めの契約を結ぶ前に逃げ出した彼は、警察にウィルハーン家の娘は豚人間だと訴えてしまう。ところが、そのことで逆に妄想癖だと新聞に書き立てられたエドワードは、昔からペネロピのスクープを狙っていた記者レモンと結託してペネロピの素顔を公開しようと考える。そしてエドワードとレモンは、名家の生まれだが今は落ちぶれた青年マックスに目を付け、彼ををスパイに仕立ててペネロピと見合いをさせ、写真を隠し撮りすることを企んだのだった・・・・・。
 
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たぴおか的コメント    久しぶりのクリスティーナ・リッチだったが相変わらず可愛く、豚の鼻もそれほど気にならないくらいだ。もしも私が求婚者のひとりだったら、豚の鼻くらいのハンディキャップがなければ、彼女のような女性とは釣り合わないと思っただろう(笑)。そして、呪いが解けて普通の鼻に戻ったペネロピの顔が、登場人物と同様になんだか物足りないように感じてしまった。ここまで書けば察しがつくだろうが、正直私にとってはC・リッチが出演しているだけでもう満足なのだが、欲を言えばもう少しペネロピとマックスの結びつきをしっかりと描いて欲しかった。ペネロピがマックスと結婚したがったのが、呪いを解くためなのか、それとも本当にマックスが好きだったからなのか。マックスがペネロピから結婚を迫られて断ったのは、自分が相手だとペネロピの呪いが解けないと思ったからなのか。そのあたりがハッキリすれば、星10個になったかもしれない。