評     価  

 
       
File No. 0695  
       
製作年 / 公開日   2007年 / 2008年03月14日  
       
製  作  国   アメリカ  
       
監      督   ケヴィン・リマ  
       
上 映 時 間   108分  
       
公開時コピー   それは、ディズニー史上最も“アリエナイ”魔法。  

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最初に観たメディア  

Theater

Television

Video
 
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キ ャ ス ト   エイミー・アダムス [as ジゼル]
パトリック・デンプシー [as ロバート・フィリップ]
スーザン・サランドン [as ナリッサ女王]
ジェームズ・マースデン [as エドワード王子]
レイチェル・カヴィ [as モーガン・フィリップ]
ティモシー・スポール [as ナサニエル]
イディナ・メンゼル [as ナンシー・トレメイン]
サマンサ・アイヴァース [as ナンシー]
 
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あ ら す じ    お伽話の魔法の王国“アンダレーシア”に暮らすジゼルは、夢にまで見た王子エドワードと出会い、結婚することになる。ところが、自分の王座を奪われると気が気でない王子の継母ナリッサ女王に騙され、とんでもない世界へと追放されてしまう。ジゼルがたどり着いた先、そこは、お伽の国とは正反対の現代のニューヨークだった。
 他人に関心を持たないニューヨーカーの中にあって、彼女を救ってくれたのはバツイチの弁護士ロバートとその娘のモーガンだった。行く当てのないジゼルは、ロバート宅で世話になりながらエドワードが迎えに来るのを待つことになる。お伽の国とは勝手が全く違うニューヨークに戸惑うジゼルの言動は、ロバートたちには奇異なものに映り、事あるごとにジゼルに振り回されるようになる。しかし、ロバートは次第にジゼルの純粋な気持ちに知らずのうちに惹かれていき、ジゼルもまたロバートに対して気持ちが動くのを禁じることができなかった。
 そんなジゼルを追って、エドワードもニューヨークを訪れる。そして、エドワードとジゼルが出会う前にジゼルを亡き者とすべく、ナリッサは配下のナサニエルを送ってエドワードを追わせ、挙げ句の果てにはついに自らニューヨークへ赴くのだが・・・・・。
 
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たぴおか的コメント    ここに書くコメントはあくまで私の独断と偏見によるものであることを予め念を押しておくが、これはもう完璧にツボにはまってしまった。好き・嫌いは理屈じゃない、という言葉通り、理屈抜きに気に入ってしまった。とにかく、私が「こうならないかなぁ」と期待した通りの展開で、文句のつけようがない。ジゼルは撮影当時すでに30歳を越えていて、お姫様というにはちょっと苦しい気もするが、歌って踊って魅力的なジゼルを好演し、嫌みやクセのないそのキャラには素直に好感を覚えた。彼女とは対照的で現実派のロバートを演じたパトリック・デンプシーも、ジゼルに振り回されながら次第に彼女に惹かれていく演技が素晴らしい。そして、NYへ来て言葉が通じなくなったたリスのピップがあまりに可愛くて可笑しくて、ボディ・ランゲージで必死に意志を伝えようとするシーンは爆笑もの。エドワード王子はとんだ道化役だったが、結局は彼を含む全員が見事にハッピー・エンドで締めくくれて、めでたしめでたしだ。