評     価  

 
       
File No. 0715  
       
製作年 / 公開日   2007年 / 2008年04月12日  
       
製  作  国   アメリカ  
       
監      督   トニー・ギルロイ  
       
上 映 時 間   120分  
       
公開時コピー  
マイケル・クレイトン
罪を消したければ、彼に頼め。
 

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最初に観たメディア  

Theater

Television

Video
 
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キ ャ ス ト   ジョージ・クルーニー [as マイケル・クレイトン]
トム・ウィルキンソン [as アーサー・イーデンス]
ティルダ・スウィントン [as カレン・クラウダー]
シドニー・ポラック [as マーティ・バック]
マイケル・オキーフ [as バリー・グリッソム]
デニス・オヘア [as ミスター・グリーア]
ジュリー・ホワイト [as ミセス・グリーア]
オースティン・ウィリアムズ [as ヘンリー・クレイトン]
ジェニファー・ファン・ダイク [as アイビー]
メリット・ウェヴァー [as アンナ・キサーセン]
ロバート・プレスコット [as ミスター・ヴァーン]
ケヴィン・ヘイガン [as レイモンド・クレイトン]
 
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あ ら す じ    ニューヨークの大手弁護士事務所ケナー・バック&レディーンに勤務するマイケル・クレイトンは、公にできない案件を裏でもみ消す“フィクサー”だった。そんな仕事に嫌気が差していた時、巨大農薬会社Uノース社の大規模集団訴訟で、社の弁護を担当中していた同僚弁護士アーサー・イーデンスがUノース社を裏切る行動に出てしまう。
 マイケルは上司のマーティ・バックから事態の収拾を任されたが、アーサーがUノース社を敗訴させる決定的な証拠を掴んでいることを知る。一方、Uノース社の法務部本部長カレン・クラウダーは、追い詰められてアーサーを排除するという非合法な手段に出る。そして、カレンはさらに事件に深入りし過ぎたマイケルをも殺害すべく、配下の者を使ってマイケルの車に爆弾を仕掛けるのだが・・・・・。
 
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たぴおか的コメント    ティルダ・スウィントンが2007年アカデミー助演女優賞を受賞した作品なのだが・・・・・あの程度の役柄にあの程度の演技で助演女優賞とは・・・・・『アイム・ノット・ゼア』のケイト・ブランシェットを上回っているとは思い難いし、『つぐない』の子役シアーシャ・ローナンはダメなのだろうか?
 作品は社会派色の濃いサスペンス・スリラーで、職業としてのフィクサーに疑問を感じ、私生活でも問題山積で苦悩する主人公をジョージ・クルーニーが好演している。そして、アーサーを演じたトム・ウィルキンソンの熱演が一際光っていた気がする。ただ、娯楽性といった遊びがまったくないのが難点で、正直言うと途中で目を開けたまま意識を失いそうになってしまった(ウソのようだが本当の話。1日4作品のハード・スケジュールはキツイ)。ラストシーンでは、結末のあまりの呆気なさに若干不満が残ったものの、作品全体としてはソツなく無難に作られている。