評 価
File No.
0727
製作年 / 公開日
2008年 / 2008年04月26日
製 作 国
アメリカ
監 督
マーク・ウォーターズ
上 映 時 間
96分
公開時コピー
その世界は、すぐそこに・・・
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最初に観たメディア
Theater
Television
Video
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キ ャ ス ト
フレディ・ハイモア
[as ジャレッド/サイモン]
サラ・ボルジャー
[as マロリー]
メアリー=ルイーズ・パーカー
[as ヘレン]
ニック・ノルティ
[as マルガラス]
ジョーン・プロウライト
[as ルシンダ大叔母]
デヴィッド・ストラザーン
[as アーサー・スパイダーウィック]
セル・ローゲン
[as ホグスクイール(声)]
マーティン・ショート
[as シンブルタック(声)]
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あ ら す じ
都会から離れてひっそりと建つ古い屋敷に引っ越してきた、
ジャレッド
と
サイモン
の双子の兄弟、姉の
マロリー
、それに母親
ヘレン
の4人家族。4人の関係はギクシャクしていて、それは屋敷到着早々に形になって現れた。彼らの身の回りの物が次々となくなってしまい、マロリーはそれをジャレッドのせいにして喧嘩になってしまうのだった。
そんな中、ジャレッドたちは屋敷の壁の中から物音がすることに気づく。不審に思い壁を叩くと壁は簡単に壊れて、中には上に昇るリフトがあった。ジャレッドはリフトで昇ってみると、そこは屋根裏部屋だった。そこは大大叔父の
アーサー・スパイダーウィック
の研究部屋のようで、壁には彼の肖像画が掛けられていた。そして、ジャレッドは鍵をかけられたチェストから封印された一冊の書物を見つける。そこには“一文字たりともこの本を読んではいけない”という警告のメモが貼られていたが、好奇心に打ち勝てずにジャレッドは本を開いてしまう。
その本の中身は、80年以上も前にスパイダーウィックが研究を重ねた集大成ともいうべき、妖精の図鑑だった。そして、図鑑を読んでしまうと恐ろしい出来事が起きると記されていた。そして、そこに書かれたとおり、次の日から屋敷は醜いゴブリンの大群に襲われるようになる。そして、彼らの背後には世界征服を企む邪悪な妖精マルガラスがいた・・・・・。
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たぴおか的コメント
主人公のジャレッドとその弟のサイモン、最初のうちは顔を見ただけではどちらがフレディ・ハイモアなのか区別に苦しんだのだが、それもそのはず、2人はフレディ・ハイモアの一人二役だった。あまり好きな役者ではないのだが、さすがに天才子役と謳われるだけあって、双子の演じ分けも見事。その演技力については認めないわけにはいかない。作品は子供向けのファンタジーだとタカをくくっていたのだが、観てみるとこれが予想以上に面白い。ジャレッドが警告を無視して妖精図鑑を繙いたために引き起こる災禍を、3姉弟がどうやって解決するかで一気に引きつけられ、クライマックスシーンでの解決方法にはその意外さと滑稽さに一本取られた思いだった。吹替版も同時上映されているから、ゴールデン・ウィークに家族連れで観るには最適の作品のひとつだろう。余談だが、エンド・クレジットに“ANDREW McCARTHY”の名を観た気がするのだがあの『マネキン』でジョナサン・スウィッチャーを演じた彼が出演していたとしたら、クライマックスでのあのシーンしか考えられないが、彼だということにはまったく気づかなかったのが悔しい。