評 価
File No.
0735
製作年 / 公開日
2007年 / 2008年04月26日
製 作 国
アメリカ
監 督
ジェームズ・C・ストラウス
上 映 時 間
85分
公開時コピー
笑うとき 目覚めるとき
眠るとき 海を眺めるとき
必ずママを思い出します
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最初に観たメディア
Theater
Television
Video
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キ ャ ス ト
ジョン・キューザック
[as スタンレー]
シェラン・オキーフ
[as ハイディ]
グレイシー・ベドナルジク
[as ドーン]
アレッサンドロ・ニヴォラ
[as ジョン]
マリサ・トメイ
メアリー・ケイ・プレイス
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あ ら す じ
シカゴのホームセンターで働く
スタンレー
は、12歳の長女
ハイディ
と8歳の次女
ドーン
、それに陸軍の軍曹でイラクに赴任中の妻グレイスの4人家族だった。遠く離れた母親を恋しがる娘2人とうまく接することができないスタンレーの元に、ある日グレイスの訃報が届けられるのだった。
突然の妻の訃報に途方に暮れるスタンレーは、2人の娘を外食に連れ出して「話がある」と切り出す。しかし、どうしても真実を告げることができない彼は、唐突に“魔法の庭”に行こうと言い出す。そこは、以前からドーンが行くきたがっていた、フロリダにある遊園地だった。そして、3人は早速シカゴからフロリダまでの車の旅に出る。
フロリダまでの道のり繰り広げられる様々な出来事を通して、次第にスタンレーと娘たちとの間の絆は深まっていく。“魔法の庭”に着き、3人は楽しい時間を過ごしたが、それでもまだスタンレーは母の死を娘に打ち明けることができなかった。しかし、それはいつかは必ずわかることだった。帰り道の途中で覚悟を決めたスタンレーは、ついに娘たちと対峙することになる・・・・・。
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たぴおか的コメント
妻を亡くした男が、そのことを2人の娘に告げる機会を探して3人で旅をする、一種のロードムービー。とにかく抑揚がなく静かな作品で、スタンレーが妻を失った悲しみも淡々としか描かれていないために、今ひとつ盛り上がりにも欠けるのは残念。久しぶりに見たジョン・キューザックはすっかり貫禄がついてしまっており、『セレンディピティ』の彼と同一人物なのかと疑いたくなる。2人の娘ハイディとドーンを演じたシェラン・オキーフとグレイシー・ベドナルジクは、共にこの作品がスクリーンデビューなのだがその堂々とした演技には頭が下がる。特に、『リトル・ミス・サンシャイン』のアビゲイル・ブレスリンをスマートにしたようなルックスのシェラン・オキーフの演技は、子供と大人の入り交じった微妙な年頃の少女を本当に上手く演じていて、見事と言うほかはない。そして、彼女の演技がこの作品の最大の見所だと言っていい。