評　　　　 価 　

　
　 　 　 　
File No. 0736 　
　 　 　 　
製作年 ／ 公開日 　 2008年 ／ 2008年05月10日 　
　 　 　 　
製　　作　　国 　 日　　本 　
　 　 　 　
監　　　　　 督 　 樋口　真嗣 　
　 　 　 　
上　映　時　間 　 118分 　
　 　 　 　
公開時コピー 　
隠された黄金と狙われた姫を追って、壮大なアドベンチャーが幕を開ける
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最初に観たメディア 　

Theater

Television

Video
　
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キ　ャ　ス　ト 　 松本 潤 ［as 武蔵］
長澤 まさみ ［as 雪姫］
椎名 桔平 ［as 鷹山刑部］
宮川 大輔 ［as 新八］
甲本 雅裕 ［as 佐川出兵衛］
高嶋 政宏 ［as 本庄久之進］
國村 隼 ［as 長倉和泉］
KREVA ［as 刑部付き侍］
黒瀬 真奈美 ［as みつ］
ピエール瀧 ［as 軍資金掘りの侍］
生瀬 勝久 ［as 博打打ち］
古田 新太 ［as 人買い］
上川 隆也 ［as 宿場襲撃隊長］
阿部 寛 ［as 真壁六郎太］ 		　
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あ　ら　す　じ 　 　戦国時代、互いに国境を接する早川、秋月、山名の三つの国。ある日、強国・早川と同盟を結ぶ秋月へ山名が侵攻し、秋月城は陥落してしまう。秋月城に隠された金を探すため、山名軍は罪もない人々を過酷な労役に就かせていたが、そこから逃げ出した武蔵と新八は、偶然に秋月の軍資金の一部である金を発見する。しかし、2人は野伏せりの真壁六郎太と名乗る男とその弟・七郎丸に捕らえられ、金を奪われてしまう。
　捕らえられた2人の目の前には薪に仕込まれた軍資金の山があり、六郎太はその軍資金を同盟国である早川まで届けるという。武蔵たちは、秋月領から金を運び出す策を教える代わりに、金の分け前を要求する。交渉は成立し、六郎太、七郎丸、武蔵、そして新八の4人の道中が始まるのだった。
　野伏せりを装った六郎太の正体は秋月城の侍頭で、七郎丸は実は秋月の血を引く最期の一人・雪姫が、敵の侍大将・鷹山刑部の目から逃れるために男装に身を包んだ姿だった。しかし、山名に入る関所の検問で、男装の七郎丸が関所侍・本庄久之進の男色の気をそそってしまい、本庄は七郎丸を小姓として召し抱えると言い出す。雪姫はやむなく自分が女であることを明かすのだが、そのことで武蔵は六郎太と雪姫を疑いの目を向けるようになる・・・・・。 		　
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たぴおか的コメント 　 　ジョージ・ルーカスらクリエーターにに多大な影響を及ぼしたという黒澤明監督の、同タイトルをリメイクした作品。例のごとく長澤まさみ目当てで観た作品だから、その意味では充分満足できた（笑）。彼女の雪姫役には異論が多いような気がするが、決して贔屓目で見て言うわけではなく彼女の雪姫役は演技も良かったし充分に合格レベルだと思う。最寄りのシネコンがシネマズである私は、嫌というほど予告編を見せつけられてきたために、正直本編を観る意欲がかなり薄れてしまっていたわりには、観てみたら内容も予想より面白くまずまずの出来と言っていい。ただ、タイトルの『三悪人』というのは腑に落ちない。三悪人とは、六郎太、武蔵、新八を指しているのだろうと思われるが、少なくとも六郎太は悪人ではないし、武蔵と新八にしたても悪人と言うにはあまりに物足りない、（劇中のセリフにもある通り）小悪人に過ぎないから。