評     価  

 
       
File No. 0740  
       
製作年 / 公開日   2007年 / 2008年05月10日  
       
製  作  国   日  本  
       
監      督   及川 中  
       
上 映 時 間   106分  
       
公開時コピー   感染者続出!
正解率1%の謎。
“それ”は、毎年起こる。
 

* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *

最初に観たメディア  

Theater

Television

Video
 
* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *
キ ャ ス ト   前田 公輝 [as 前原圭一]
飛鳥 凛 [as 園崎魅音]
松山 愛里 [as 竜宮レナ]
あいか [as 古手梨花]
小野 恵令奈 [as 北条沙都子]
三輪 ひとみ [as 知恵留美子]
谷口 賢志 [as 富竹ジロウ]
米山 善吉 [as 前原伊知郎]
星 ようこ [as 前原藍子]
田中 幸太朗 [as 入江京介]
川原 亜矢子 [as 鷹野三四]
杉本 哲太 [as 大石蔵人]
 
* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *
あ ら す じ    昭和58年の初夏。かつて鬼が住んでおり、その鬼から村を救ったというオヤシロさまを崇めて守ってきた雛見沢村に、前原圭一は両親の伊知郎藍子と共に引っ越してきた。圭一は間もなくクラスメイトの魅音レナらと仲良くなり、東京では得られなかった楽しい毎日を送っていた。しかし、ある日を境に、その平穏な日々は二度と戻らぬ日々となってしまった。
 6月半ば。村の祭りが行われた夜に圭一は、診療所の看護師三四とカメラマンの富竹がオヤシロさま由縁の品々を奉納した社に立ち入るのを目撃し、彼自身も社に入ってしまう。その社を勝手に覗いたりしたらオヤシロさまの祟りがあると、固く禁じられていたにもかかわらず。そしてそこで、彼は三四と富竹から村に関するある秘密を教えられる。それは、5年前から毎年必ず決まった日に1人が死に1人が行方不明になっているというものだった。そして、その「決まった日」とは村の祭りの夜、つまり「今夜」に当たるのだった。
 その翌日、それはやはり起こってしまった。富竹が遺体で発見され、三四が行方不明になっていたのだ。そして、圭一は昼休みに別室へ呼び出され、警察の大石から前夜の三四・富竹の様子についての事情を聴取される。ところが、教室に戻った圭一に、魅音とレナが執拗に何の話だったのかを問いつめてくる。そしてその時以来、今までは親しい友達だった魅音やレナたちの態度が豹変してしまう・・・・・。
 
* * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *
たぴおか的コメント    主人公の前原圭一を演じた前田公輝がどうしてもダメ。表情の変化に乏しく、と言うよりもむしろ無表情と言ってよく、また三白眼が気になって仕方ない。もっとも、こういう作品だから、その無表情さを買われての抜擢なのかもしれないが。それに対して、魅音とレナを演じた飛鳥凛、松山愛里が非常に可愛いだけに、その手のひらを返したような豹変ぶりに怖さを感じる。それにしても、原作のゲームやコミックスでは正解率1%だというコピーから、だったら意地でも謎を説いてやろうと勇んで観てはみたものの・・・・・この作品だけ観たら正解率はハッキリ言って0%だと断言したい。なぜなら、あまりにも謎が多いのに対して、正解を導き出すための与件がほとんど皆無に等しいから。もしかしたらエンドクレジットの後にヒントになるような映像があるのかと期待していたら、なんと「続編制作」とのこと。このままでは消化不良もいいところで、否が応でも続編を観ざるを得なくなってしまった。