評 価
File No.
0799
製作年 ／ 公開日
2008年 ／ 2008年08月09日
製 作 国
日 本
監 督
辻本 貴則
上 映 時 間
44分
公開時コピー
復讐のための秘密兵器をぶっ放す！
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最初に観たメディア
Theater
Television
Video
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キ ャ ス ト
水野 美紀
［as ミリー］
大口 広司
［as ジュウベエ］
中村 哲也
紗綾
今村 浩継
虎牙 光揮
［as ジャック］
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あ ら す じ
20XX年。銃刀法撤廃で治安が悪化したことに加え、大都市の砂漠化で無法都市と化したヨコハマ。夫と赤ん坊とで暮らす平凡な女性
ミリー
は、ある時極悪非道な“ジャックブラザーズ”に夫と赤ん坊を目の前で殺され、自らも瀕死の重傷を負わされてしまう。奇跡的に生き延びたミリーは、体に刀と銃を仕込み自ら凶器と化して、ジャックブラザーズへの復讐を誓った。
ミリーは仕込み刀の研磨を刀師
ジュウベエ
に依頼し、右足の義足の不具合も調整してもらう。こうして準備は整い、ミリーは廃工場に潜むジャックブラザーズへの復讐に向かうのだった・・・・・。
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たぴおか的コメント
NeoActionシリーズの第1弾として『THE MASKED GIRL 女子高生は改造人間』と共に制作された中編作品。この手の作品にあの水野美紀が主演するという点にまず驚かされた。44分という短い尺の中だから、当然のことながらストーリーは極めて単純でなければならず、夫と子供を殺された主人公のミリーが家族を殺した相手に復讐するというものだ。
登場人物も総勢6名と著しく少なく、そのうちの一人・大口広司扮するジュウベエがどうやらミリーの味方らしく、のこる4人がミリーのターゲットだ。そして、殺戮シーンは辻本監督の言葉を借りれば「お祭り騒ぎ」で、とにかく血が噴水のように吹き出すシーンが満載。そしてそんな中、水野美紀のアクションが素晴らしい。水野美紀を初めて観たのはテレビドラマ『踊る大捜査線』の柏木雪乃役でだが、そのときの典型的なお嬢さんタイプのイメージは今では完全に失せてしまっていて、今回のような復讐に生きるミリーのようなキャラクターが最もふさわしく思える。また、格闘シーンは彼女一人で撮るわけではないから、敵役の虎牙光揮のアクションが彼女に輪をかけて素晴らしいのは言うまでもない。ちなみに、彼の斬新なアクションは元プロボクサーという彼の経歴に由来しているようだ。『MASKED GIRL』と合わせ技で星8個ということで。
